勉強会 採用目的

社内で開催されている勉強会を紹介します 2021夏

勉強会 採用目的

はじめに

@june29 と申します。minne事業部のシニアエンジニアリングリードを担当しています。

この夏、エンジニア #採用目的フェス を開催します!! - ペパボテックブログ

さて、上記の記事の通りペパボは「#採用目的フェス」を開催しておりまして、とにかくエンジニアを採用したすぎて穏やかじゃない気持ちでこの夏を過ごしています。積極採用だ!と鼻息を荒くして毎日のように面談や面接の時間を過ごしていると「よく聞かれる質問」があると気付きます。

「勉強会や読書会は開催されていますか?」

今回はこの質問に答えられるような記事を用意します。他にも知りたいことがあればハッシュタグ #採用目的フェス をつけてツイートしてくださいね、どんどん記事化して回答していきたいと思います。

こんな勉強会が開催されています

社内で情報を集めてみたらけっこうなボリュームになりましたので、古いものは除外して、だいたい2020年以降に開催された・開催されているものをピックアップしました。

集会

  • エンジニアミーティング & Pepabo Tech Friday
  • Director's Growth Meeting
  • Designer's MTG & Designer All Hands

月次から隔月くらいのペースで「職種ごと」に集まる会がいくつか開催されています。エンジニアが全員集合する月次の「エンジニアミーティング」では各部署から直近の技術トピックの共有があり、ペパボ社内の技術的な取り組みをざっと把握できる機会になっています。

下記、関連記事です。

学習会

  • エンジニアリングマネジメント学習会
  • OSSコードリーディング会
  • アクセシビリティ勉強会

定期的に集まって特定のトピックについて話したり関連書籍を読んだりする会です。ペースとしては、週次で集まる会が多いようです。

ぼくが参加しているエンジニアリングマネジメント学習会では、これまでに書籍『エンジニアリング組織論への招待』『ソフトウェアファースト』『エンジニアのためのマネジメントキャリアパス』『Measure What Matters』『Scaling Teams』を扱っていて、書籍の内容について参加者であれこれ話す時間を過ごしてきました。最近は、直近1週間の気になるニュースを持ち寄って「これ、ペパボだとどうだろうね?」のような話をしています。

読書会

特定の書籍や文献を選んで、それを読みたい人たちが集まって開催される会です。参加者が事前に読んできて意見を持ち寄るスタイルもあれば、事前準備なしで集まってその場でみんなで読むスタイルもあります。

以下、ぼくが社内で読まれている様子を観測した書籍たちです。

  • SCRUM BOOT CAMP THE BOOK【増補改訂版】
  • サイトリライアビリティワークブック
  • Goならわかるシステムプログラミング
  • Rubyのしくみ
  • プロダクトマネジメントのすべて
  • チームで育てるAndroidアプリ設計
  • パーフェクトRuby on Rails
  • 安全なWebアプリケーションの作り方
  • マスタリングTCP/IP
  • オブジェクト指向UIデザイン
  • ユニコーン企業のひみつ
  • ゼロトラストネットワーク
  • 達人プログラマー
  • PHPフレームワークLaravel Webアプリケーション開発
  • Form Design Patterns
  • CSS設計完全ガイド
  • みんなではじめるデザイン批評
  • コ・デザイン
  • UXライティングの教科書
  • ディジタル画像処理
  • データマネジメントが30分でわかる本

おわりに

ペパボ社内で観測した勉強会などの「学びの機会」の一部を紹介しました。社内の雰囲気が少しでも伝わっていたらうれしいです。

@june29 個人としては、勉強会それ自体に対しては良いとも悪いとも思っていません。肝心なのは、各個人が「自分はどんなふうに過ごすとパフォーマンスを発揮できるのか」を考え、実際にパフォーマンスを発揮できるように「自分の日々の過ごし方を設計すること」だと捉えています。たとえば、1年間に業務に使える時間を100としたときに、

  • 業務遂行に100を当てる
  • 業務遂行に90を当てて、業務改善に10を当てる
  • 業務遂行に80を当てて、業務改善に10を当てて、チームの能力への投資に10を当てる

など、組み立て方にはさまざまなバリエーションがあります。勉強会や読書会を取り入れることでもっと活躍できるようになるならぜひ活用してほしいですし、乗り気じゃない状態で参加しても意義は薄いでしょうからそれなら不参加でよいでしょう。複数人で読むよりひとりで読んだ方が読書が捗るなら、ひとりで読むのがベターと思います。「業務に集中したい時期」「視野を広げたい時期」のように、フェーズによってモードが変わることもあるでしょう。

各位が自身の現状や特性を自覚し、自身のパフォーマンスをいい感じにコントロールできるようになれば、環境の変化にふりまわされずにバリューを発揮し続ける組織を体現できると考えています。

こういった組織に興味を持ってもらえましたら、ぜひ @june29 とお話しましょう!カジュアル面談は大歓迎ですし、#採用目的フェス の各種イベントもチェックしてみてください。

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