ディレクター イベント

社内ディレクターイベントの企画から開催までとこれから

ディレクター イベント

こんにちは!マーケティング戦略チームのかしめぐです。最近好きなプロレス技はロメロスペシャルです。

先日、社内ディレクターイベント「Director's Growth Meeting」(以下、DGM)を開催したので、開催までの道のりとこれからについて紹介します。

背景

2020年1月からペパボの人事制度が変わり、パートナーがどこに向かっていくべきかが示され、今やるべきことがクリアになりました。

同時にディレクターにおいては、日常的なアウトプットがより求められるようになったと感じています。

ブログやイベント登壇等で発信をする場面はあるもののそれらの発信は個々のパートナーに一任されている状況で、社内において発信を促進するような場をつくりたいという気持ちと、加えて DGM には特定の部門や個人にとじてしまっているナレッジを共有する場としての期待がありました。

やっていき表明

Directors Nightみたいなのやりたい

そんな頃イベントをやりたい!という思いを吐露したところ、複数のパートナーから賛同を得ることとなりました。

現在同じ実行委員として助けてもらっている、くろっぷさん、あずーさん、そうたさんからも声をかけられ、同じタイミングで同じ課題を感じていたこともあり、開催までの準備も滞りなく進めることができました。

準備を進める上で意識していたこと

同じ思いのパートナーが実行委員として集まったとはいえ、部署も違いほぼはじめまして同然のパートナーもいたり、東京と福岡オフィスという物理的な距離があったり(とはいえすぐに在宅勤務体制にはいってそんなことも言っていられなくなった…)、そもそもイベント企画運営が初めてのパートナーもいたりなど、今思えばわずかに戸惑いがありました。

そんななか、実行委員として準備をする上で1回目のMTGから意識していたことが3つあります。

  • 進捗あり・なしに関わらず毎週1回かならず集まる
  • 次回集まるまでにやることを期限つきで決める
  • 話したいことは前もって Slack や Notion に記録する

私たち実行委員がまずはチームとして1つになろうという思いが、当初から強かったと思っています。

当日

フルリモートでのイベントの雰囲気については、 mewmo さんの記事にもありますので、こちらもあわせて読んでみてください。 実際、初回イベントをリモートで行うことに対する不安は、このデザミ(Designer's MTG)の運営を見たことにより払拭されたといってもよいです。

DGM 開催の目的などについて私から軽く説明したあと、最近等級があがってビジネスプロフェッショナルになったり中途入社をされた計4名の方にお話いただきました。

セッティさん「ちょっとしたグロースハックのTIPS」

ちょっとしたグロースハックのTIPS

デザイナーからグロースディレクターにジョブチェンジをしたセッティさんならではの視点で、ある課題に対して自身の専門性を用いてどのように解決したか、カラーミーショップでの事例を混じえてお話いただきました。

さすがデザイナーさん、スライドが見やすい!と多数の参加者から声があがっていました。

ハナDさん「専門性の見つけ方のちょっとしたコツ」

専門性の見つけ方のちょっとしたコツ

自分の専門性は何?どうやって探すの?という問いに、1つの答えをだしてくれたのがハナDさんの発表でした。

キャッチーなタイトルと狂気を感じるキャラクターたちにグッと心を掴まれその後テンポよく答えを導くところまで、終始笑いにつつまれていました。今でも思い出して少し笑ってしまう、ハナDさんの人柄がよく出ていた内容です。

しもじゅんさん「抽象度の上げ下げの重要性」

抽象度の上げ下げの重要性

自身が取り組んでいた品質管理を例にあげて抽象度のコントロールについて話していただいたしもじゅんさんの発表は、ディレクターに限らず全てのパートナーに向けた内容だったように思います。

話の中で出てきた ECRS については馴染みのない参加者がいましたが、チャット上で質問し別の参加者が回答するなど、オンライン開催ならではの場面も見られた印象的な回でした。

キッチーさん「適切なデータをみていますか?」

適切なデータをみていますか?

計測が大好きなキッチーさんには、ロリポップの事例を通した適切なデータの見方についてお話いただきました。Googleアナリティクスのデータとの向き合い方については、思わずウッ…という気持ちになった参加者も多かったのではないでしょうか。

特に「結果に疑問を持つ」の項目に関しては、私も身が引き締まる思いで聞いていました。

今回は企画運営という形で主に関わっていましたが、一参加者としても非常に学びがあり明日の業務に活かせるような濃い内容でしたし、こういうことで悩んだ時は次この人に相談してみるとよさそう!という気づきも得られました。

その後、2回目開催にむけてやったこと

背景にもあるとおりアウトプットする場を提供し続けること、すなわち定期開催が大事だと感じていたため、荒削りでも継続するぞ!というのが実行委員間であがっていたことでした。手探りなことも多かったと思います。

そのため、2回3回と回を重ねるごとに成長できるようイベント運営に関しても「Growth」を意識して、2つのことを行いました。

  • 参加者にアンケートをとった
  • ふりかえりをした

アンケート結果から、イベントの満足度はもちろん、参加者の等級のボリュームゾーンや携わっている業務領域などが見えてきたため、2回目はテーマを設けて開催してみようということになりました。

ふりかえりはオンラインだったので Miro を使ってみました。この試みは初めてでしたが、オンラインならではの emoji リアクションだったり、付箋でかすぎ!後ろの枠間違って消しちゃった!みたいな一連のドタバタ感が個人的にはなかなか楽しかったです。

ふりかえり

やっていき、のっていきの文化がイベント成功の後押しに

声をあげてから DGM 開催まで、多くのパートナーやペパボの文化が後押ししてくれたおかげで、ほとんど不安を感じることなくすこやかに企画運営を行えたと思っています。

なお、次回は来週3月25日(水)に開催予定です。今後はディレクターに関わらず総合職のアウトプットの場作りも意識したいですし、ゆくゆくは社外イベントに昇華させていきたいです。

2020年ペパボのディレクターもっとおもしろくしていくぞ!