SUZURI minne 技術部 Rails Kaigi on Rails カンファレンス コミュニティ

Kaigi on Rails 2023に運営メンバーとして参加してきました!

SUZURI minne 技術部 Rails Kaigi on Rails カンファレンス コミュニティ
  1. 記事の概要
  2. Kaigi on Rails とは何か?
  3. 運営メンバーとして参加した理由
  4. 運営として参加してどうだったか
  5. まとめ

記事の概要

この記事では、2023.10.27 ~ 2023.10.28に行われたKaigi on Rails 2023にGMOペパボのパートナー4名が運営メンバーとして参加した理由と感想を紹介します。

Kaigi on Rails とは何か?

Kaigi on Rails(以下、KoR)のコンセプトは「初学者から上級者までが楽しめるWeb系の技術カンファレンス」です。その名前の通り、Ruby on Railsが中心のカンファレンスですが、それに限らず、広範にWebに関する話題も取り扱います。例えば、フロントエンド技術やプロトコル、設計手法、決済をテーマにしたトークなども行われています。

初回の2020年を皮切りに、2021年2022年はオンラインで開催されてきました。 そして今年は浅草橋ヒューリックホール&カンファレンスを会場に、ついに現地とオンライン配信のハイブリッド開催となりました。

運営チームは有志が集まって結成されたKaigi on Rails Teamです。

運営メンバーとして参加した理由

chiroruです。2021年から運営メンバーとして参加しております。参加のきっかけは、KoRチームから声をかけてもらったことでした。

当時、まだエンジニア転職をする前だったこともあり「私にそんなことができるのか…?」という不安もありました。しかし、カンファレンスのテーマに初学者から楽しめるというコンセプトがあります。ベテランエンジニアメンバーがそろう中で、その部分に最も貢献できるのは自分かもしれないなと思ったことや、たくさんお世話になってきたRubyコミュニティのために自分にできることは当然やるでしょ!という勢いで参加を決意しました。

運営メンバーに参加した初年度の大きな試みとして、初学者をターゲットとしたプレイベント企画をしました。KoRというカンファレンスの意義の1つに「初学者がコミュニティやカンファレンスに参加・登壇するきっかけとなれるような存在になる」ことがあります。ただ、そういう層の方々に発信を届けることはなかなか難しいです。だから、まずKoRを認知してもらうとこにフォーカスしようと思ったのがこの企画で、結果200人弱の方々に参加いただくことができました。「自分にもできることがあるんだ」という小さなやりがいの積み重ねは、今でもメンバーとして参加し続けている1つのモチベーションでもあります。

ほりゆうです!私は今回初めて運営メンバーとして参加しました。2021年のKoRにはオンラインで視聴者として参加していたので、まさか自分がこういった運営に直接関わることができるとは思ってもいませんでした。自分が運営チームに参加したきっかけは、エンジニア上長のshimojuさんが運営メンバーとして参加しているお話を聞いて、興味を持ったことです。Rubyのコミュニティや初学者からも楽しめるというコンセプトに共感し、自分も両面から役に立ちたいなと思ったので参加を決意しました。当日は入り口の案内をすることで多くのRubyistの方と顔を合わせることができたり、スピーカー・参加者の方とたくさん交流することもできたので非常によかったです。

nissyiです。私は、2022年のKaigi on RailsでスポンサーLTを担当したことから、「イベントへの参加はすごく楽しい。自分と同じような初学者が参加できるイベントの運営を手伝いたい」という思いを抱くようになり、2023年の運営メンバーとしての参加に名乗り出ました。技術カンファレンスの運営への参加は初めてでしたが、他のメンバーに支えてもらいながら無事イベントを終えることができました。イベント当日には、初学者の方や初めてKoRに参加した方から「とても楽しかった」という声をたくさんいただき、運営に参加してよかったと心の底から思っています!

しもじゅーです。私は2021年から運営メンバーとして参加しています。実は初年度のKaigi on Rails 2020ではスピーカーとして登壇しました。初開催ながら本格的な配信環境が整っていたり、廊下で行われる雑談の雰囲気を再現するべく、懇親会以外もSpatialChatが開放されていたりなど、さまざまな工夫が凝らされていてとても楽しいイベントでした。これをきっかけに運営チームに声をかけてもらい、自分もなにか貢献できないかと考え加入しました。Kaigi on Railsには立場を変えながら毎年参加していることになります。

チーフオーガナイザーのokuramasafumiさんとは、Tama Ruby会議01Rails Girlsのコーチを通して以前からの知り合いでした。初開催のKaigi on Railsを知り、プロポーザルを応募したのもそれが理由のひとつです。 コミュニティを通じて人の輪が広がり、Kaigi on Railsへとつながり、さらにこのKaigi on Railsも新たな交流を生んでいる、と考えると感慨深いです。

運営として参加してどうだったか

nissyi: 上記「運営メンバーとして参加した理由」にも書いたのですが、初めてKoRに参加した方や初学者の方など多くの方から「楽しかった」という声をいただくことができて本当に嬉しかったです。イベントの運営の大変さや楽しさ、参加しているだけでは見えない裏側での動きなどさまざまなことを体験できました。運営メンバーとは多くの時間を一緒に過ごしたことで、親睦を深められたと思っています。KoR本編終了後の懇親会や関連イベントなどでは、RubyKaigiや地域コミュニティで出会ったRubyistたちと久しぶりにお話しできて楽しい時間を過ごせました。運営に参加していなくてもRubyistたちと交流できるかもしれませんが「自分が運営に参加してイベントを開催できたことで得られる体験だった」と考えると、より一層嬉しい気持ちになりました。

chiroru: 懇親会ではたくさんの方とお話をすることができました。その中で「最近、どうですか〜?」という世間話から、ペパボに興味を持ってくれる方がいたのは嬉しかったです。

10月入社の私からは、ペパボの入社前のイメージと実際入社してみてどうだったかや、ペパボ面談の経験がとてもよかったことを率直にお話しました。すると、とある方は「今まで受けようと考えたことはなかったが、話だけでも聞いてみたい」とカジュアル面談に進んでいただけることになりました。自分の経験が誰かの一歩踏み出す勇気につながったことはとても嬉しかったですし、このような偶発的な出会いが生まれるのも、オフラインの醍醐味だなと、あらためてコロナ禍に始まったKoRがここまで続いてよかったと感じる経験でもありました。

まとめ

ほりゆう: Kaigi on Railsに運営メンバーとして参加してみて、自身の成長やRubyコミュニティの楽しさをより実感するきっかけになりました。GMOペパボの他のパートナーに運営メンバーとして参加することを相談した際も「ぜひやってみよう!」と後押しをしてもらえたので、心強かったです。

『Kaigi on Rails 2023』の主催チームに当社パートナーが参加します | GMOペパボ株式会社

このような形で、会社としてもPRしてくれました。運営として参加できたおかげでペパボのことを知ってもらえたり、自分もRubyコミュニティの方々と関わってたくさんの刺激をいただいたり、良い影響がたくさんありました。本記事を執筆したメンバーは2024の運営メンバーとしても参加します!カンファレンスが初めての方も参加しやすいイベントなので、ぜひお越しください。

来年のKaigi on Railsでお会いしましょう!

2023年12月現在、GMOペパボではエンジニアの採用を行なっております! 以下のポジションを募集しておりますので、本記事に興味を持ってくださった方はぜひご応募ください。

カジュアル面談も受け付けていますので、応募の前に話を聞いてみたい方などはこちらからお気軽にお申し込みください! カジュアル面談のお申し込みはこちら