ペパボ エンジニア

入社から一年、ペパボはどうですか?に答える

ペパボ エンジニア

この記事は、GMOペパボエンジニア Advent Calendar 2021 14日目の記事です。

こんにちは、技術部データ基盤チームの @tosh2230 です。

本日 2021/12/14 で、私がペパボに入社して一年が経ちます。ちょうど、この記事を書いているあたりでチームの振り返り会があり、この一年どうでしたか?と聞かれました。そのとき頭に浮かんだのは、ペパボという環境のおかげで、良い意味で変わることができたな、ということでした。

良いタイミングですので、入社してからどのような良い変化があったのか、ブログで回答しようと思います。ペパボってどんな会社なのかなと思っている方々に、少しでも雰囲気が伝われば良いなと思います。

  1. インプットとアウトプットの機会が増える
  2. エンジニア評価制度という"型"に習う
  3. これらを自然にやる人々と働く
  4. まとめ

インプットとアウトプットの機会が増える

ペパボに入社して、社内外へ広く技術情報を共有したり、アウトプットを公開するという文化に初めて出合いました。これにより、コミュニティのイベントや勉強会に参加して得ていたような話題を、社内の至るところで見たり聴いたりできるようになりました。

また、自分ひとりでは興味のある分野ばかりに目がいってしまいがちですが、Slack や社内勉強会で目にするトピックはジャンルが幅広いので、初めて聞くような話題に触れるきっかけが多くあります。これは、ホスティング、EC支援、ハンドメイドなど複数の事業を展開していることや、ペパボ研究所という研究開発組織が身近であることも関係しているように思います。

"全然知らない"よりも"聞いたことある"の方が、自分で行動を起こすときのハードルが下がる感覚がありますので、知らずしらずのうちに、こうした環境に助けられているのかもしれません。

そうしたインプットだけでなく、アウトプットする機会もたくさんあります。私たちが大切にしている3つのこと に "アウトプットすること" があるように、会社としてアウトプットする活動をサポートしてくれます。

私自身、ペパボテックカンファレンスへの登壇HRブログでのインタビュー新卒研修の実施と研修資料の社外公開など、この一年で多くの機会がありました。また、外部カンファレンスへの登壇にあたり、業務の一環として発表練習の場を設けてもらったこともあります。その他には、資格取得支援の制度を活用して、Google Professional Data Engineer の資格を取得しました。GCP の体系的な知識を必要としていた私にちょうどよい内容で、おすすめしてもらえてとても助かりました。

何らかのアウトプットすることで、自身の意見や考えを整理できますし、そのアウトプットは誰かが見てくれていて、社内外問わず、ありがたいフィードバックをもらえたりします。こうしてインプットとアウトプットのサイクルの繰り返していくことで、考え方やスキル、そして人とのつながりが広がっていくのだな、ということを実感した一年でした。

エンジニア評価制度という"型"に習う

ペパボにはエンジニア評価制度があり、エンジニアの評価はエンジニアが行っています。半期ごとに評価が行われ、その際に自分の成果や具体的なエピソードを文書にまとめて、どういった結果を残したか、周囲にどのような良い影響をもたらしたか等の特定の評価軸に沿って、自分の成果を主張する時期があります。まとめあげるには相応の労力と時間を要するのですが、得られるメリットはそれ以上にあると感じています。

まず、この制度の前提として、エンジニアは毎月 1on1 をしていて、具体的な仕事の相談や困り事を相談できるようになっています。その中で、チームや会社の目標と、自身のやりたいことや目指している成果をすり合わせているので、一回で評価が決まるのではなく、納得感のある着地になりやすいと思っています。

また、そうしたやり取りを重ねて評価資料の作成を行うことで、結果的に自分のスキルやキャリアの方向性を意識し、見直す習慣が生まれます。ポイントは、これが制度として運用されていることです。こうした内省を習慣化して、自分でこなせればそれに越したことはないのですが、目標設定が曖昧だったり、仕事が忙しかったりするとおざなりになってしまいがちです。制度として運用されていれば必ずやることになるので、現時点で習慣化できていない自分にはぴったりだと思っています。これは、いわゆる守破離の"守"であるとの理解をしています。

これらを自然にやる人々と働く

そして、上述したアウトプットや日々の振る舞いを意識する、といったことを自然にやっている方々が、ペパボにはたくさんいます。守の部分を着実にこなす方々を見て、私も見習おうと背筋が伸びる思いです。また、破や離に至ったエンジニアは、ちょっとよくわからない技と速度でもって、課題を解決しています。そうした同僚と働くようになったことで、新しい発見や学びが毎日見つかり、仕事がとても楽しいです。

先に挙げた評価資料は、自他問わず過去の分も含めてすべて社内に公開されています。これは、各人が以前どういうことを考えて行動してきたのかを知ることができる、ということを意味します。あくまで参考情報でしかないのですが、見習いたいなと思う方や自分に近いタイプの方、逆に全然違うタイプの方など、様々な考え方や視点を参考にできるというのは、これからどうしていこうかなと悩んでいる人にとって良いモデルケースになるかと思います。私も大いに参考にしつつ、二度目の評価資料を書こうとしているところです。

まとめ

ペパボで過ごした一年間で起きた変化を、三つご紹介しました。この調子で、二年目も楽しく元気にやっていきたいと思います。まずは、そうですね、評価資料を書き始めるところから…

今回は所属しているデータ基盤チームの話を一切しませんでしたが、こちらのブログ記事にあるように、色々と新しい取り組みをしております!ぜひ合わせてご覧ください。

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ペパボのデータ基盤『Bigfoot』におけるAirbyteの本番運用

そして、2023年4月新卒採用入社向けの冬インターンシップの募集を開始しています。エンジニア職データサイエンティスト職があります。

他にも、データ基盤チームで募集しているデータエンジニアをはじめとして、現在たくさんの募集職種があります。ペパボのことが気になるという方がいらっしゃいましたら、下のリンクからぜひご覧いただければと思います。