皆様こんにちは、鹿児島オフィスチームでエンジニアをしているはやぴです!前回のテックブログ「鹿児島.mk」エンジニアコミュニティの設立と活動報告について を書いてから約7ヶ月経ちました。鹿児島.mkのこれまでの活動と、新たに始めたオンライン勉強会の試みについて報告したいと思います!
「鹿児島.mk」 とは
鹿児島でフリーランスエンジニアをしているくすたんと鹿児島オフィスのメンバーで運営しているエンジニアコミュニティで、1ヶ月に1回のペースで勉強会を開催しています。鹿児島オフィスのスペースを使用して、もくもく会や体験型のグループワーク、LT大会など様々なテーマの勉強会を行なっています。学生やエンジニアを目指して勉強をしている方、鹿児島の企業でエンジニアとして働いている方など、たくさんの人に参加してもらえるようになりました。6月30日現在、connpassのメンバーが88人になりました!
今年2月1日に行われたエンジニアフレンドリーシティ福岡フェスティバルでは、「鹿児島.mk」の運営を代表してコミュニティ関連のトークセッションに参加しました。普段から勉強会に参加してくださる皆様のお陰でコミュニティが成長し、県外のイベントにて登壇することができたことを大変嬉しく思います。誠にありがとうございます!
しかし、新型コロナウイルスの影響によって緊急事態宣言が発令され、たくさんの人が1つの会場に集まる勉強会を自粛する必要が出てきました。鹿児島.mkも「鹿児島.mk #7 Google Apps Scriptのハンズオン」を最後にオフラインの勉強会の開催を自粛し、オンラインの勉強会に移行することにしました。
オンラインLT
オンラインでの勉強会開催はもちろん初めてであり、何をすれば良いのか、どのようにして運営すれば良いのか悩みました。運営メンバーで相談した結果、「鹿児島.mk #5 2019年最後のLT大会」が好評だったので、オンラインでLT大会をしよう!という結論に至りました。オンライン開催の可能性を模索するため4つのツールを使用したので紹介します。
使用したツール
Google Meet
ペパボでは普段から業務で使うビデオ会議ツールとしてGoogle Meetを使っております。参加者の方にはメールでURLをお知らせし、時間になったら参加リクエストを送ってもらい運営メンバーが承認しました。LT登壇者が資料を画面共有し、それ以外の方はマイクをミュートにして発表を行いました。LT登壇者には勉強会開始の30分〜1時間前に画面共有のテストを行なったため、スムーズに進行するとこができました。
Comment Screen
LT登壇者がComment Screenのアプリを起動していると、登壇者の画面にコメントを流したり絵文字でリアクションできます。オフラインの勉強会であれば、声を出したり拍手をしたりしてリアクションできますが、オンラインだとそれができません。Comment Screenを導入することによって、登壇者は視聴者の反応をリアルタイムで受け取ることができ、視聴者はコメントを投稿することによってLT大会を盛り上げることができました。
Remo
勉強会が終了した後は、Remoを使って懇親会を行いました。自分のアイコンを移動させてテーブルを行き来して、同じテーブルにいる人と会話できます。お店で行う懇親会のように、好きな人と好きなテーブルで会話をし、移動するということをオンラインで実現できます。オンライン飲み会の人数が増えれば増えるほど、コミュニケーションが上手く取れなくなります。Remoは少人数のテーブルなので発言する機会も増え、自由に行き来できるのでたくさんの人と会話を楽しむことができました。
SpatialChat
自分の丸いアイコンを自由に動かすことができるので、テーブルが固定されてあるRemoと比べて自由度が高いです。周りの人のアイコンの距離と声の大きさが連動しており、アイコンが近いと声が大きくなり、逆に遠ざかると声が小さくなり最終的には聞こえなくなります。空間に画像を貼り付けることもできるので、乾杯の挨拶の時は中央の画像に集合して、その後は複数のグループに分かれて会話するといったこともできます。懇親会だけでなく、普段の業務や研修などのグループワークにも使えると思いました。
まとめ
「鹿児島.mk」では様々なツールを使ってオンライン勉強会を開催することができました。ブラウザから気軽に参加できる手軽さもあり、初めての方や県外から登壇していただいた方もいて大変嬉しく思います。しばらく皆で集まる形式の勉強会が開催できないのは残念ですが、これからも引き続き工夫して勉強会を行なっていきたいと思います。
今後はLTだけでなく、新しいテーマにも挑戦していきたいと考えております。興味を持たれた方は是非ご参加ください、よろしくお願いします!!!