こんにちは。 デザイン戦略チームの @sizucca です。
社内デザイナーの情報共有や、アウトプットの場作りの一環としてはじまった「Designer’s MTG」。
4 回目となる今回のテーマは「デザイナーによる部活動の紹介」!
社内のいたるところで開催されているデザイナー主催のミニ勉強会(部活動っぽいので「部」と呼ぶ人が多い)の 活動内容の発表会を行いました。
過去の勉強会のレポートはこちら
- ペパボのデザイナー社内勉強会 Designer’s MTG #1 レポート
- ペパボのデザイナー社内勉強会 Designer’s MTG #2 レポート
- ペパボのデザイナー社内勉強会 Designer’s MTG #3 レポート
- UX 部「UX 手法の引き出しを増やそう」
- 放課後ホームページクラブ「ホームページ入門」
- モバイルクラブ「ごあいさつ」
- ねんどこねこね倶楽部「私たちはこんなものをこんなふうに作っています」
- ゲーム UI 倶楽部 「おいでよ、ゲーム UI 倶楽部」
- Design Drive「怖がらずにデザインの仕事をするために」
- まとめ
UX 部「UX 手法の引き出しを増やそう」
まずは @chocolatina が部長を務める「UX 部」。 私も部員として参加している部活のひとつです。
UX 部は、ユーザビリティ評価、プロトタイピング、構造化シナリオ、カスタマージャーニーマップなどなど 「やってみたいけど、やり方が分からない」「やっているんだけど、これで合っているのか不安」 というデザイナーが、毎週火曜日のランチタイムに集結して開催されています。
基本的に 2 週ワンセットでひとつの手法を勉強しているので、がんばって全回参加しなくても、途中参加でも大丈夫です。
- 1 週目:●●のやり方を学ぶ
- 2 週目:●●をワークショップ形式でやってみる
実際のタスクやプロジェクトを題材にワークショップを行うことも多いので、 参加すると仕事が進む一石二鳥の部活です。 巷にワークショップは数あれど、実際の業務で手法が試せるという所は社内勉強会ならではの利点ですね!(宣伝)
スライド発表で終わりかと思いきや、後半は部員を召喚してトークセッションが行われました。
UX 部に参加して良かったことや、もっとこうしたい、という話など、参加者の生の声を聞くことができました。
また、@chocolatina が、 所属する 定期販売をすぐに、かんたんに開始できる「カラーミーリピート」 で実際に行っている ドッグフーディング という手法の実例を UX MILK に寄稿しましたので、興味のある方はご覧ください!
ドッグフーディングとは、自社の製品を自分たちで日常的に使い、改善の必要な箇所を探ることです。この手法におけるメリットや実際の事例について、GMOペパボの小山田さんが紹介します。(寄稿記事)https://t.co/svqF3ii6My
— UX MILK (@uxmilkman) 2018年6月1日
放課後ホームページクラブ「ホームページ入門」
続いては、自分だけのオリジナルグッズを手軽に作成・販売できる「SUZURI(スズリ)」 のデザイナー、@putchom が部長を務める「放課後ホームページクラブ」。
基本的には、個人のホームページをもくもくと作る部活です(私も過去に参加したことがあります)。 ホームページの作り方や技術的な相談も気軽にできるので、デザイナー以外の人が HTML や CSS を勉強しに来たりもしています。
当初は放課後(定時後)に開催されていましたが、最近は水曜日のランチタイムに行われているそうです。 (私も参加したいのですが、水曜日の昼はなぜか用事が入ることが多い)
スライドは残念ながら非公開なのですが、1990 年代を彷彿とさせる、 当時を生き抜いたデザイナーには目頭が熱くなるデザインのスライドでした。
- あなたは
12345678
人目の訪問者です - 当サイトはリンクフリーです。相互リンク大歓迎!
- 虹色で立体的なワードアート
(これらの単語から推測できる人は推測してみてください。)
最後に、この部活から生まれたホームページの中から、会場の笑いを掻っさらっていたホームページをそっと貼っておきます。
モバイルクラブ「ごあいさつ」
モバイルクラブは、モバイルのデザインをやる機会が多いデザイナーの成長できる場所を作りたい! という想いから発足したクラブです(とクラブの issue に書いてありました)。
「部長」はいない、とのことで、発足者である ハンドメイド・手作り・クラフト作品のマーケット minne の @naomeme が、After Effects で作成した動画とともに部活紹介を行いました。
※ 分かりにくいですが、スライドの映像がずっと動いています。
- アプリ UI の写経
- After Effects のハンズオン勉強会
- 最近のモバイル事情の共有会
などを行っているそうです。
来週はアプリの UI 写経をやるそうなので、参加しようと思います(私事)。
ねんどこねこね倶楽部「私たちはこんなものをこんなふうに作っています」
ここからは福岡オフィスからの発表タイム。
まずは、ロリポップ!レンタルサーバー をはじめとする ホスティング事業部のデザイナー @mrkmrk_ より「ねんどこねこね倶楽部」の紹介。
以下のような作品を作っているそうです。 なにこれ超可愛い!!!
ねんどこねこね作業にはたくさんの道具を使うので、道具を収納するオフィシャルグッズも販売中とのこと。
あらやん商店 ( mrkmrk_ ) の【ねんどこねこね倶楽部公式グッズ】サコッシュ ∞ SUZURI(スズリ) https://t.co/R7llEbwJey #suzurijp
— sizucca (@sizucca_) 2018年6月1日
そして、@mrkmrk_ によるねんどこねこねライブ中継がはじまりました。
目の前でどんどんクッキーに変貌していくねんどにみんな興味津々。
ペパボは、モノづくりをするクリエイターさんを支援するサービスを運営している会社なので、 ペパボの中の人も、モノづくりが大好きな人が多いのです。 (「べ、別に遊んでいるわけじゃないんだからねっ!」という言い訳にあらず)
そうこうしているうちに出来上がりました。美味しそう!!
勉強会で使用する書籍は部署付けで購入してもらっていますが、 ねんどこねこね部は材料費その他すべて自腹だそうです。
ゲーム UI 倶楽部 「おいでよ、ゲーム UI 倶楽部」
続きまして @keita_kawamoto が部長を務める「ゲーム UI 倶楽部」。
- ゲームのストーリーから、なぜその演出があるのかをユーザー体験を軸に読み解いたり
- ゲームの購入からプレイ後までのユーザー体験を分析したり
- 容量制限が厳しかった時代のファミコンソフトに使用されているアセットを分析したり
しているそうです。
なんというか。
思っていた以上に真面目な活動内容…
私、自分がゲームをまったくやらないせいもあり、 今日の今日までこの部は「定時後にゲームして遊んでいる部活?」思っていましたごめんなさい。
Design Drive「怖がらずにデザインの仕事をするために」
最後は、@_shige_yuka による 福岡のデザイナー全員で行っている Design Drive (通称デザドラ)の紹介。
「全員が生徒で、全員が講師」という理念のもと、 「デザインの仕事を怖がらずにやるために」知識をつけたり知見を共有したりしているそうです。
一見すると、ただの研修のようにも思えますが、 ただもくもくと半分苦しみながら勉強するのではなく 「楽しく」「可愛く」学べる場づくりをモットーに活動されているようです。 素敵ですね。素晴らしいですね。 私も福岡に行きたいです。 (出張費の承認者をチラ見する気持ちを込めながら)
ちなみに、BEM の勉強では「BEM キャット」の登場により、 新卒 1 年目のデザイナーもスムーズに BEM を理解することができ、 コードレビューの恐怖から開放され、毎日楽しくレビューができるようになったそうです。
そんな新人デザイナーの詳しいお気持ちが以下に綴られています。
You、コードレビューしちゃいなよ。|ふっくぅ @ryo_f_0828|note(ノート) https://t.co/pQzzJETRyT
— ふっくぅ (@ryo_f_0828) 2018年5月1日
そして、ペパボデザイナーをコードレビューの恐怖から救った立役者である BEM キャットさんの近影がこちらになります。
ちょっと待ってなに言っているのかよく分からない。
一気にザワつく東京会場。
真剣に理解ができなかったので、BEM の講師担当である @bennkyougirai には、東京でも講師をやってもらおうと思いました。
まとめ
というわけで、ペパボの第 4 回デザイナー勉強会の模様をダイジェストでお届けいたしました。
ペパボは、オフィスが東京と福岡に分かれていて、 普段はなかなかお互いの活動内容を詳しく知る機会がなかったりするので、 今後の交流が広められるいいきっかけづくりになったのではないかと思います。
第 5 回目は真夏が来る前には開催する予定です!(次回のテーマは何にしようかな・・・)
最後に、最近 note でもデザイナーが記事を書きはじめたので、その紹介をして終わりたいと思います。
それでは、See you!