執行役員 CPO (Chief Productivity Officer)の @hsbt です。
2017年7月1日(土)に福岡で開催される YAPC::Fukuoka 2017 HAKATA にペパボの仲間が登壇するので登壇者と発表内容について紹介します。
レガシーPerlと「今」を組み合わせ、開発を継続し続ける方法(B会場 10:00-10:20)
発表者はホスティング事業部の CTL(Chief Technical Lead) の @pyama です。
@pyama の所属するホスティング事業部ではロリポップ!という国内最大級のレンタルサーバサービスを提供しています。 ロリポップ!のインフラサイドのコア API では現在も Perl5.8 の API が稼働しており、その API の開発環境の整備をどのように行ったかや、今後の開発ロードマップの意思決定理由などについてご紹介します。
コンテナを「守る」仕組みから、中身を理解しよう!(B会場 11:30-12:10)
発表者は技術基盤チームのプリンシパル @udzura です。
コンテナ型仮想化が全盛の昨今ですが、意外とその中身については知られていない部分もあるのではないでしょうか。本発表では、テーマの一つである「セキュリティ」に沿う形で、 Linux コンテナがどのようにホストのリソースを安全に利用できるよう隔離・制限しているか、あるいはゲストプロセスに不正な動きをさせないための担保をどのようにしているか、といった内容について紹介する予定です。キーワードは、 namespace/capability/cgroup/seccomp/apparmor などなど… です。
Productive Development Organization(B会場 12:30-12:50)
発表は私 @hsbt です。
私は GMO ペパボという 350 人程度の組織全体の開発力と生産性を向上させるために、様々な取り組みを提案し、組織に根付くように実行して来ました。取り組みの中から効果が出たもの、導入した瞬間は効果が出たが数年経って忘れ去られたもの、形や名前を変えて残ったものなどを紹介します。
また、取り組みのうち GitHub Enterprise に関係するものは GitHub Constellation で発表しました。
上記のレポートを見ると、今回の発表内容の方向性と雰囲気が伝わると思います。今回は GitHub Enterprise にとどまらない、制度、ワークフロー、情報システムなど会社の中で目にするものに対象を広げて紹介をする予定です。
まとめ
GMO ペパボでは、前夜祭の前の時間にアンカンファレンスを福岡支社の 7F 通称ペパステで開催します。YAPC::Fukuoka 2017 HAKATA が楽しみで待ちきれない参加者の方は是非ご参加ください。
YAPC::Fukuoka 前々夜祭(非公式) - connpass
以上、YAPC::Fukuoka 2017 HAKATA に登壇する GMO ペパボのエンジニアを紹介しました。YAPC::Fukuoka 2017 HAKATA には、登壇者以外にもたくさんのペパボの仲間が参加するので、カンファレンスの最中や懇親会などで見かけたら是非おしゃべりしましょう!