インターンシップ

インターンシップと内定者アルバイトをやってみて

インターンシップ

はじめまして!2020年の4月に10期生として新卒入社予定のしおりんです。
私は、2018年の9月初めにサマーインターンシップに参加したのちに、2019年2月から12月まで内定者アルバイトをしました。
なので今回、インターンシップとアルバイトそれぞれの面でどういうことを学べてどう感じたかを書きたいと思います!

きっかけ

ギークフェスタというエンジニア学生向けの採用イベントでペパボのインターンシップを知りました。普段買い物で利用していたminneの開発元で親近感が湧いたのと、ペパボが掲げる「わたしたちが大切にしている3つのこと」が素敵だなーと思ったことから応募して、2018年9月4日から8日間モバイルエンジニア志望としてインターンシップに参加しました。
それから内定をいただいた後、自分の技術力向上や入社前に少しでも慣れておきたいという気持ちから、内定者アルバイトとして再びペパボのパートナーになりました。

配属は、元々minneのユーザーだったことやAndroidアプリの開発がしたかったので、インターンシップもアルバイトもどちらもminne事業部のAndroidチームにお世話になりました。

やったこと

インターンシップ


minneのAndroidアプリ内に表示される「minneからのおすすめ」という枠を実装しました。スクラム開発に基づいたミーティングなどに参加して、チームで開発していくためにどうコミュニケーションをとっていっているのかを体験しました。 開発については、Gitの使い方やminneで採用しているワークフローを学んでから機能の実装に入っていくため、私の理解するペースに合わせて実装を進めていくことが出来ました。 また、リリースまでの流れをほぼ一貫して行うため、コードを書いた後のレビューやデザイナーさんへのデザインレビューまでを行なったことで、チームで開発するとはどういうことかを実感できた8日間でした。

minneからのおすすめ枠

内定者アルバイト


主なタスクの内容としては、バグを修正したりJavaからKotlinへの書き換え作業を行いました。
その中でも印象に残っているのはApp Shortcutsというアプリのアイコンを長押しすると選択できるショートカットから各機能にアクセスできる機能の実装です。
minneではこの機能がまだ実装されておらず、その実装に携わりました。 1からの実装だったため、インターンシップの時よりもどのような流れで機能を決定するのかが理解できただけでなく、実装を進めていく中でユーザーのログイン状態などの条件分岐やアイコンの大きさや色などをデザイナーさんに相談するなど、1つのサービスを実装するとはどういうことかを経験することが出来ました。

App Shortcuts

意識したこと

インターンシップ


①目標を立てる

参加する上で、会社の一員となることを体験できる機会なんてあまりないので色々なことを経験したいなと思いました。
ただ、何も考えずにインターンシップ期間を過ごすのはもったいないと思ったので、私は参加する時に、インターンシップを通じて何を知りたいのかを考えて目標を作りました。

1.会社の雰囲気をみる
2.チームで1つのアプリを開発するとはどういうことかを理解する
3.自分の今の技術力と会社で必要される技術力の差を把握する

それによって、インターンシップとして働いている時にみるポイントや質問したい内容が明確化しやすくなるだけでなく、のちに振り返った時にどんな感じだったかを思い出しやすかったです。

② わからないことを聞くようにする

インターンシップとはいえど、実際にminneアプリとして動いているコードで開発をするため、やはりわからないことだらけ・・・。
特に私は基礎的な部分に自信もなかったので、このわからないことは知っていて当然な知識なのかどうかと不安になり、聞くに聞けない時もありました。
そういう時、昼会というミーティングがとても役立ちました。
minneのAndroidチームでは「昼会」と呼ぶミーティングを毎日実施しています。 そこで「自分が今何をしているのか・今日これから何をする予定なのか・今困っていることはあるかどうか」をチームメンバー全員で毎回話すので、お互いが何を今やっているのかを把握したり、メンターさん以外からのアドバイスをもらうことができました。
他にもインターンシップ中には、インターンシップ生同士で何をしているのか話すお茶会があったりGMO Yoursでの交流会や最終日には打ち上げなどで、ペパボの雰囲気や他のインターンシップ生がやっていることなど色々なことを聞くことが出来ました!

内定者アルバイト


①自分の技術力をあげること

インターンシップと内定者アルバイトの一番大きな違いは、新卒として今後入社をするかどうかだと思うので、アルバイトにおいては自分の技術力向上を重視して働くことを意識しました。 与えられたタスクをただこなすのではなく、そのタスクで、学んだMVPパターンやKotlinなどの技術を、自作のアプリなどで反映することで理解を深めていきました。

それだけでなく、新卒で入ってからエンジニア研修でやることなど入社した後に必要となる技術についても色々教えてもらえました。新卒のエンジニア研修でより理解を深められるように今からやってみよう!と挑戦するようになりました。 (ちなみに今はRailsチュートリアルに挑戦しはじめています)

② わからないことを聞く

アルバイトになってからもやっぱりこれが大事で意識せざるをえませんでした。
ただ、インターンシップの時とは違ってわからないことが発生した場合、やみくもに聞くのではなく、
今自分がどこまで理解しているのか、どこでどうつまずいたのかを出来るだけ自分の中で整理してから聞くように意識しました。

ですが、やはり難しさを感じることも多く、わからないことをうまく整理しにくい時もありました・・・
その時には、先述した昼会というミーティングで相談するようにしたり、今やっていることがどうだったかなどを相談できる面談の場などで解消するようにしました。

③やったことをメモする

インターンシップの時とは違って、期間も長く様々なタスクに取り組んできたため、毎回何をやってどこまで進んだかをメモに残すようにしました。 それを見ることで、自分が何をやってどこで詰まったかを客観的に見ることができました。 また、このブログを書く上で改めてメモを見直してみたところ、本当にたくさんのことにつまずいて、インターンシップ以上に様々なタスクをこなしてきたんだという達成感でしみじみすることもできました。

よかったこと

よかったことに関しては、インターンシップとアルバイトで共通していることがあるので、まずはそれについて・・・
それは、ランチの時間です!
インターンシップの時もアルバイトの時もチームメンバーだけでなく、 ペパボの中にある部活(ゲーム部やカレー部)に参加できたり、SUZURIやカラーミーショップなど他の事業部の方など、様々な方達とランチに行けたことで、仕事をしていてどうかなど色々なことを聞いたり、こうやって仕事のリフレッシュをしているんだと実感できて、とても楽しい時間でした。

インターンシップ


インターンシップでは、実際にアプリに組み込まれる内容を開発することができたため、色々な人に「私minneのアプリのこの部分をインターンシップで作った!」と言えるのがとても嬉しかったです。 やはり、自分一人で独学で開発するとなるとリリースまで行くのはなかなか大変だけれど、アプリをチームで開発するために採用しているワークフローやパターンやリリースまで行く流れを教えてもらえたので、独学の開発と仕事としての開発の違いがよく分かって、これはインターンシップじゃないと得られなかった知識だなと感じます。

内定者アルバイト


アルバイトをはじめてからは、インターンシップの時よりも新卒として入社することを意識していたので、新卒で入った人がどのような感じで研修や配属になったかなどを聞くことができたのがやはり大きかったです。
また、入社までにやった方が良いことやエンジニア研修の大まかな内容など技術的に不安に思っていたことも相談できたので、新卒として入社することへの不安や緊張はだいぶなくなって、さらにアプリ以外の開発についても勉強してみたいと意欲が湧きました。
他にも、働いている人たちの雰囲気や、大まかですが実際の仕事の内容などもアルバイトをして、より感じることができたので自分のデスクができたら何を置こうかなーなどの楽しみなこともたくさんできました。(ちなみに、私は自分のデスクにふなっしーのぬいぐるみが置きたいです)

わるかったこと

インターンシップをやってみてのデメリットは特に何もなかったですが、アルバイトを半年以上やったことで、会社内の過ごし方などに慣れてしまい、よくもわるくもドキドキ感などはだいぶ薄まりました・・・。

最後に

インターンシップと内定者アルバイトをどちらもやってみて、 インターンシップでは、実際の働き方に近い形で就業体験をすることが出来たことから、これからどうしていこうかぼんやりとしていた私にとって、会社に入って働くとはどういうことかを就活前に経験でき、自分の足りないところやどうしていきたいかという今後の自分について考えることができました。
内定者アルバイトでは、入社する前に今働いている人たちと同じ環境で働くことができるため、ペパボでの働き方や開発の流れなどの理解を深めることができました。今では、新卒として入る前でやっていけるかなどの不安が薄まり、自分がどのようにペパボで働いていくのかを想像してワクワクしています。

学生のうちにインターンシップと内定者アルバイトという2つの立場でペパボのパートナーになれたことはとても良い経験でした。2020年の4月からは新卒10期生という、また新たな立場でペパボのパートナーになることが今はとても楽しみです。