デザイン SUZURI People

SUZURI Peopleのサービスページに込めた思い

デザイン SUZURI People

はじめまして、新卒入社してはや数年、デザイナーのまじじ @shirtskirt です。

5月にリリースした、 クリエイター支援プラットフォーム「SUZURI People のデザインを担当しています。

今回は、SUZURI Peopleのサービスページに込めた、サービスへの思いについてをお話ししたいと思います。

  1. 応援したい、人がいる。「SUZURI People」
  2. ビジュアルに、何を込めるか。
    1. 📝思いをキーワードとして書き出す。
    2. 🎨キーワードを表現に落とし込む。
  3. ポエムを結ぶ、サービスロゴにこめられたメッセージ。
  4. 最後に。

応援したい、人がいる。「SUZURI People」

ペパボは創業以来、「ロリポップ!レンタルサーバー」「JUGEM」「minne」をはじめ、個人の創作活動を支えるためのサービスをリリースしてきました。 私自身、高校生の時に「ロリポップ!レンタルサーバー」を使って作ったホームページをきっかけに、自己表現の楽しさに目覚めた一人です。

今では一億総クリエイター時代と言われるほど、たくさんの人々にとって創作活動は身近なものになりました。 SNSなどのプラットフォームを通じ、時代に合った新しい感性や表現に、誰もが無料で触れられる時代です。

そんな時代背景の中、 クリエイターが活動の幅を広げたり、活動を続けていけるよう、直接支援できるサービス として、SUZURI Peopleは生まれました。

サービス名の 「People」 は、 「人」が生み出し、「人」が「人」を支える 、という思いを込めてつけられたものです。

ビジュアルに、何を込めるか。

新しいサービスのビジュアルを作ることは、サービスとの出会いの第一印象を作ること。

新時代を開くサービスとして、新しいワクワクを感じ、印象に残るものにしたい。 また、すでにイメージを確立している親サービス SUZURI の持っている世界観も生かしていきたいという気持ちもありました。

📝思いをキーワードとして書き出す。

まずは、表現したいたくさんの思いを キーワード として書き出していきました。

並行して、SUZURIからSUZURI Peopleへ継承したいエッセンスも言語化していきます。

同時に浮かび上がって来たのが、「ビジュアルにクリエイターさんの作品を使いたい」という思いでした。

サイトの訪問者には、どういったクリエイターさんが集まる場所なのかを視覚的に伝える役割を。

なにより一番は、 新サービスのビジュアルとして拡散されていく中で、同時にクリエイターさんの作品がいろいろな人の目に届くお手伝いができるのではないか。

クリエイターを支援するサービスとして、 サービスを作る自分たち自身も支援する側でありたい という気持ちを形にできる、一つの手段となりました。

🎨キーワードを表現に落とし込む。

抽出したキーワードと、クリエイターさんの作品を使いたいという思いを、表現に落とし込んでいきます。

試行錯誤した結果、カラフルで有機的な形が集まり、うごめいているようなアイデアに着地しました。 有機的な形は、自由なクリエイティビティと、可能性を持った人々をイメージ。 様々な形・色で多様性を。それらが集まることで、 様々な人や可能性が集まり、出会い、生まれ、新しい時代のクリエイターが育っていく場所になるような印象にしたい と考えました。

グラデーションを使うことで、若者的な感覚や、動き、変化を。グラデーションにパステルカラーを合わせることで、優しくもどこかドキドキ、ワクワクするような気持ちを演出していきました。

結果生まれたサービスページが、こちら

「人」がもっと生き生きと見えるよう、SVG・CSSアニメーションも使っているので、ぜひ本物のページにアクセスしてみてくださいね。 (SVGアニメーションを無邪気にたくさん使ったらページの表示がめちゃ重くなったので、数を半分以下に減らしたのは裏話です)

🚀 レッツ、SUZURI Peopleへ!

ポエムを結ぶ、サービスロゴにこめられたメッセージ。

最後に、思いを込めたエピソードをもう一つ、お話ししたいと思います。

SUZURI Peopleでは、サービスの導入部にポエムを綴っています。

好きなクリエイターの作品に力をもらって日々を生きる私たちの感謝が、支援の文化を作り、クリエイターが末長く活動を続けられる手助けになりますように。

そんな思いをいつも忘れずサービスを運営していけるよう、 手書きの「People」の文字を含むロゴで、署名のように末尾を結びました。

SUZURI Peopleを作った思いが込もったポエムを書いたのは、ディレクター・かれん @karenboya_ 。「人」の個性や、可能性を尊重する気持ちを込めたロゴは、SUZURIのデザイナー・ぷっちょむ @putchom が作ってくれました。

たくさんの思いを込めて、SUZURI Peopleは生まれ、成長を続けています。

(ディレクター・じつぞん @jitsuzon の、こちらの記事もあわせてお読みください。)

最後に。

SUZURI Peopleは、夏の全体リリースに向けて、日々せっせと機能を拡大しています。きっとすてきなクリエイターさんに出会えると思いますので、ぜひ足を運んでみてくださると、うれしいです。もし、あなたがクリエイターさんであれば、クリエイターとしてSUZURI Peopleに参加してみませんか。(サービスサイトの下に応募フォームがありますので、ぜひご応募ください。)

最後まで読んでくださって、ありがとうございました!


▼ 1人あたり平均4個のぬいぐるみを持つチームメンバーが運営しております。