pepabo minne android エンジニア

筑波大学1年生の私がGMOペパボのエンジニアとして働く話。

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筑波大学1年生の私、大学との共同研究で医療のDX化に挑み、そして今GMOペパボのエンジニアとして働く話。

はじめに

皆さん、はじめまして! GMOペパボ株式会社で学生エンジニアとして勤務しています、高橋実来と申します。 普段は筑波大学の情報学群に在籍し、医療情報の広大な海を泳いでいる(時々溺れかけている)1年生です。

つい先日、このテックブログの存在を知り、「私も書いてみたい!」と感じたため今回このように執筆してみました!

そんな記念すべき初筆の記事テーマは、「私がこれまでどんな道を歩み、なぜ今GMOペパボにいるのか」です! 実は私、今まで様々なプロジェクトに携わってきており、社内でも度々「経歴が突出的すぎる!」などと話題に上がっていたため、今回は上記テーマで執筆させていただけますと幸いです!

なぜここに? 〜ソロ冒険者、パーティープレイの重要性に気づく〜

私のこれまでの活動は、良く言えば「独立独歩」、ゲームに例えるなら「孤高のソロ冒険者」でした。思い返せば3歳の頃から手の届く範囲にドライバーがあり、家電を分解するほど好奇心旺盛。目の前にある課題に対し、あらゆる知識を駆使してクリアしてきました。

その最たる例が、コロナ禍でのアプリ開発です。 これは私の主観的な所見ですが、当時、私の住む静岡県は未知のウイルスに混乱し、行政からの情報発信も十分ではありませんでした。 「日々の感染者数やワクチン予約をアプリで管理できたら…」という思いから、独学でプログラミングを学び「静岡県新型コロナ対策アプリ」をリリースしました。このアプリは後に、県主催のコンテストで複数の賞をいただきました。

しかし、こうしたソロプレイでの冒険には限界も感じていました。一人でサービスを創るのは最高に楽しいですが、それは広大なフィールドを一人で駆け巡るようなもの。一方、世の中で愛されるサービスは、多様な職業の仲間(専門家)が知恵を出し合い、長い年月をかけて築き上げた巨大な城や国に例えることもできると、私は考えます。その世界の成り立ち(設計思想)や冒険のルール(開発プロセス)、連携のノウハウ(チーム開発文化)は、外から眺めているだけでは決してわかりません。

GMOペパボが掲げる「もっとおもしろくできる」という言葉に、ユーザーのために新たな価値を創り上げてきた力強い意志を感じました。この場所なら、私のソロでの冒険経験を、伝説級のレイドボス討伐や、まだ見ぬ大陸の開拓に活かせるかもしれない。そう思い、GMOペパボでエンジニアとして働くことを決めました。 実際、業務を通してこの言葉が、単なるスローガンではなくSlackやミーティングでの何気ないアイデアの提案や、職種を越えて「どうすればお客様がもっと快適にサービスを利用できるか」を議論する文化として、日々の業務に根付いていることを肌で感じました。

GMOペパボで取り組んでいること 〜いにしえのダンジョンを攻略せよ〜

さて、そんな私が、GMOペパボに入社して、最初に任されたミッションは Android版minneの 「Android Viewで実装されたUIをJetpack Composeへ移行する」 ことです。

* minneとは、ハンドメイド作品を「買いたい人」と「売りたい人」をつなぐ国内最大のハンドメイドマーケットです。パソコンやスマートフォンを使って、簡単にハンドメイド作品を販売・購入できます。

移行では、単純に新しいUIに書き換えるだけではなく、既存の仕様を壊さずに、いかにしてモダンなアーキテクチャへの道を切り拓くかが求められています。 実際進めてみると、歴史ある既存仕様を一つずつ確認しながら作業していくことに、技術以上に「ソフトウェア開発の奥深さとチーム開発の楽しさ」を感じています。

ちなみに、私が入社後初めて開発した新しいUIの「配送日数・送料ご案内画面」について、先週のアップデートで一般公開されました!minneのお買い物体験向上に貢献できていましたら幸いです!

GMOペパボにて学んだこと 〜ソロでは無理なレイドボスを倒す方法〜

GMOペパボに来て、技術面もさることながら、それ以上に大きな学びとなっているのは 「チーム開発の楽しさと難しさ」 です!

  • 自分の書いたコードに対して、レビューを受けられる!: 私の書いたコードが、経験豊富なエンジニアの方々から、多角的な視点でツッコミ レビューを受けます!自分では気づけなかった視点や、より良い書き方を指摘されるたびに、経験値が爆上がりする感覚です。 特にminneエンジニアチームのレビューは、「この書き方だと、将来こういう機能追加があった時に困るかも」「ハンドメイド作品を探すユーザーのワクワク感を高めるには、より効率化されたこっちの実装の方がよいかも?」といった、プロダクトの過去と未来、そしてユーザーの感情までを考慮した、的確な助言をもらえます!正直、お給料をいただきながら、自身の経験値が上がるのはめっちゃ嬉しいです(笑)。
  • エンジニア以外の職種とも、一緒に冒険できる!: メンバーはエンジニアだけではありません。デザイナーやディレクターといったエンジニア以外の職種のメンバーとも密に連携し、「なぜこのタスクに取り組むのか」という目的を共有します。これにより、一員としての自覚と責任感が芽生えます!
  • 失敗を恐れずに、どんどん挑戦できる!: GMOペパボには、失敗を恐れずに挑戦できる文化が根付いています。自らの挑戦をメンバーが支えてくれる文化があります。そんな安心感が、まだ見ぬ画期的なサービスを生み出す秘訣なのだと実感しています。実際、学生アルバイトという身分で入社した私も、ミーティングや夕会*などで気軽にアイデアを提案できる機会が整っています! *夕会とは:毎日夕方、minneのエンジニアチーム全員で、「今日取り組んだこと」や「日々の生活で起こった些細な出来事」をカジュアルに共有する会のことです!躓いている問題を共有したり、美味しいご飯が食べられるお店について話したりしています!これについては、次回のテックブログで特集を組むことを検討しています。

学生エンジニアとして、これからのあるべき姿 〜社会インフラという名の最終クエストへ〜

GMOペパボで学んでいる、常に最高の品質を担保する文化、チームで開発する力、ユーザーに価値を届ける視点。その全てが、これからの人生を攻略するための最強の装備になると信じています。

私は、単にコードが書けるだけのエンジニアで終わりたくありません。生成AIが秒進分歩で成長する世の中。私は、社会が抱える課題を深く理解し、その解決策を技術で実装し、世界中の人々を幸せにできる「エンジニア」になりたい。私の「知識」と「技術」が、いつか社会をより良くすることを目指して、これからもミッションに励みます!

もし、この記事を読んで「この面白そうなやつがいる会社、ちょっと気になるな」と思っていただけたら幸いです。私たちと一緒に働けば、そこには、一人では決して見られない、刺激的な仲間と冒険が待っていますよ!

学生アルバイト受け入れ担当者より一言

受け入れを担当しているtepiです。 普段GMOペパボでは学生アルバイトの募集は行っていないのですが、mikkunのやる気に胸を打たれて、GMOペパボ、minneのモバイルチームとしても挑戦してみようという話になりパーティーへの受け入れが決まりました。 もちろん、まだ新米冒険者の一歩を踏み出したばかりですが、難しい実装にも挑戦し日々成長していっており、今後も継続的に機能のリリースが迎えられそうです。 昨今のAIの進化の中で学生のエンジニアが就活時に魅力ある人材となるために、学生のうちから様々なダンジョンやレイドボスの攻略の機会を提供し続けていきたいですし、 学生のうちから仕事ってつまらない・・・とならないよう、GMOペパボの「もっとおもしろくできる」をモットーに楽しみながら成長の一助となっていきたいと思います。 一緒にがんばっていきましょう!

また、GMOペパボでは毎年Web、モバイル両方の新卒エンジニアの採用を行っています。minne以外にもSUZURI等のスマホアプリの開発ができますので、ワイワイ一緒に働ける方のご応募をお待ちしております。