SUZURI コミュデイ 出社 もっとおもしろくできる

その日はやりたい開発・業務に超集中!SUZURI事業部の「コミュデイ」の取り組みを紹介

SUZURI コミュデイ 出社 もっとおもしろくできる

今回のテーマ

SUZURI事業部の取り組みの1つである「SUZURIのコミュデイ」についてご紹介します。

「コミュデイ」とは出社を活用してパートナー同士のコミュニケーションを増やし、同期的にプロダクトの改善をしたり、業務の効率化に集中したりするために月に1度開催されている行事です。

コミュデイの元になった活動

SUZURIを運営するGMOペパボには年に1度、職種や部署を越えて開発を行う「お産合宿」というイベントがあります。昨年のお産合宿では”AIで「人類のアウトプットを増やす」”をテーマに、2日間という限られた時間でたくさんのアウトプットが生まれました。

テーマは”AIで「人類のアウトプットを増やす」” 過去最多!?の84名が参加!「お産合宿 2023」 - ペパボHRブログ

この取り組みから「さらに頻度を上げて事業部ごとに合宿をしても良いのでは?」という提案と「プロダクトの改善や業務効率化に集中して取り組みたい」という課題がありました。

そこで生まれたのが「SUZURIのコミュデイ」です。

事業部を横断した全社的な取り組みではありますが、2023年9月からSUZURIが先行してプロジェクトを開始しているので、実際にどのようなことをしているのか、何が生まれたのかなどをご紹介します。

どのようなことをしているのか

各パートナーやチームがどんなことに取り組むかは各々が判断したり、チームのリーダーが決定をしたりします。今まで行われている例は次の通りです。

  • プロジェクトの方向性や開発・デザインの要件についてなどを集まって話す
  • 開発環境の改善やリファクタリング
  • 普段行っている業務の効率化・自動化
  • 対面で行いたい会議など、オフラインのコミュニケーションによって円滑になる業務
  • 通常業務で後回しになってしまっているタスク

当日に専用チャンネルがSlackで作成され、各パートナーが「今日やること」を宣言します。

宣言の様子

※一部の具体的な内容は文字を置換しています

コミュデイの日は定例系のミーティングも原則スキップをし、宣言したタスクに集中して取り組みます。

夕方ごろには振り返りの時間を設け、どんなアウトプットを生み出せたのかをNotionに記載します。

どのような成果があったのか

「コミュデイ」にはエンジニアに限らず、ディレクターやデザイナーなどさまざまな職種のパートナーが参加しています。

今までのコミュデイを通して生まれてきたものの中から、公開できるものをいくつかご紹介します。

タクラミベータ版リリース時のテストケースを洗い出す

SUZURIでは2024年4月にコミッション機能「タクラミ」のベータ版がリリースされました。この機能のリリースに向けてタクラミチームが一同に集まり、テストケースの洗い出し、実装、公開時のSNSでの告知文の作成などを行いました。

大きな機能のリリースの際にもこのようにチームで業務をする時間を確保することで、集中しつつすぐに声を掛け合える環境になるため機能の改善に大きくつながりました。

一部の売り上げ集計処理の参照先のDBを変更する

SUZURIの日次の売り上げ集計は現在自動化されているのですが、そのために使用されているクエリが結構重く、必要な時刻までに実行が完了しないことがありました。 そこで、コミュデイを使ってクエリの改善および参照先のDBを変更する機会を設けて改善を図りました。

その結果、集計速度を81秒から15秒に大きく減少できました。こちらは実施した方が良いものの後回しになりがちなタスクだったので、集中して1日で改善できたためとても良かったです。

エンジニアがディレクターに対してクエリの講習会を行う

新しい施策を行う際には根拠となるデータが必要です。SUZURIには多くのデータが存在するので、それを取得するにはSQLを扱う必要があります。 多くのクエリはすでに作成されていたり、AIの取り組みでクエリの作成自体を自動化したりもしていますが新たにクエリを書くこともときには必要です。

そこで、SQLとはDBから情報を取得するために必要な言語だという説明から、SELECT文の書き方やWHERE句を使った絞り込みなどの簡単な文法のところまでをレクチャーする機会を設けました。

特別回について

コミュデイを毎月開催して5回目に「そろそろ集まる場所を1回変えてみて、気分転換をしながら業務をしてみたい!」という提案が出ました。

そこで、5回目のコミュデイは世田谷区太子堂にある、保護猫譲渡型賃貸住宅・ レンタルスペース・ワークスペースのSANCHACOさんをお借りして、猫ちゃんたちに癒されながら業務に取り組みました。

neko

以下、参加者の皆さんからの感想です。

  • 猫ちゃんと触れ合って癒されつつ、少人数で集まって集中することができました!
  • 三茶のおしゃれな雰囲気と猫のまったり感が最高の息抜きになりました
  • 毎日猫がいるべきだと思いました。猫を愛しています
  • 猫が近くにいるという癒しのおかげか、逆にめちゃくちゃ仕事が捗りました
  • 猫ちゃんたちとても大人しかったので、癒しの空間でゆったりと仕事ができました
  • 猫ちゃんがいることでチームを超えたコミュニケーションが発生しやすくなり、通常よりもコミュニケーションが多く取れました
  • ふとしたときに猫ちゃんが遊びに来てくれたので、仕事の合間の癒しでした
  • 猫ちゃんに癒されつつ、静かな環境でいつも以上に集中して仕事に取り組むことができました!お仕事でありながらも非日常が感じられて、リフレッシュにもなりました

このように数ヵ月に1回は普段と違う場所で業務に取り組むことで、リフレッシュもできて非常に良かったです。 今後も参加者のパートナーが楽しめる場所での企画も検討しています!

シャッフルランチ & 懇親会

また、コミュデイではたくさんのパートナーが集まるので「シャッフルランチ」も一緒に開催しています。 シャッフルランチとは、その名の通り集まったパートナーでメンバーをシャッフルして班に分けてランチに行くことです。

同じSUZURI事業部であっても、別のチームだと交流する機会は少し減ってしまうので、このような企画を行ってみました。

lunch

実際に行ってみるととても評判がよく、最終的には他事業部の方も巻き込んで開催ができています。

普段業務で関わらない方とも交流することでペパボの「みんなと仲良くすること」を実践できています。

さらに、コミュデイの後は希望者で懇親会を行うことを推奨しています。オフィスで飲み会をしたり、ボードゲームで遊んだりなどそこでも交流を深めることができています。

次に挑戦したいこと

現在はSUZURI事業部のみでこの「コミュデイ」の取り組みが行われています。

次は、この取り組みを他事業部にも広げて事業部間でのコラボレーションを生み出したいと思っています。

例えば、事業部間で共通の課題をあげることができれば、それに対してアプローチできる共通のライブラリを開発したり、ナレッジを共有しあって解決したりなどできることが増えると考えています。

まとめ

GMOペパボではこのような業務を「もっとおもしろくできる」取り組みを行っています。

このような日があると、なにかすぐには取り組めないもののやったほうが良い施策に関しても「コミュデイでそれ進めてしまおうか」という話が出てとても良いです。

ぜひ、このような取り組みに興味がある方は一緒に働きましょう!

GMOペパボではエンジニアの採用を行なっております! SUZURIでは、以下のポジションの方を募集しておりますので、本記事に興味を持ってくださった方はぜひご応募ください。

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