はじめに
こんにちは!CTO室鹿児島エンジニアリングチームの@akhtです。
鹿児島オフィスが開設されてもうすぐ3年になります。鹿児島オフィスの1年目を振り返った2020年の記事では、鹿児島オフィスが目指すところについてこのように紹介しました。
鹿児島オフィスは全社のサービスに横断的に関わっていくことを目的としています。事業部ごとの暗黙知を形式知に変えていき、全社的にだれでも・どこでも各事業部のプロダクト開発ができる体制作りを目指して取り組んでいます。
現在はレンタルサーバー『ロリポップ!』の開発と運用をメインに行っています。
さらに、コミュニケーションスペースを使用して、定期的にエンジニア・クリエイター向けのイベントを開催してます。人や企業をつなぐハブとして鹿児島市と一緒に地域を盛り上げる活動も行なっています。
この記事では「あれから1年半経った今、鹿児島オフィスどうなってるの?」をお伝えできればと思います!
まずは鹿児島エンジニアリングチームの体制について。
当時の鹿児島オフィスにはエンジニアのみが在籍していましたが、全社的な在宅勤務の導入を背景にして住所と所属部署の所在に縛られない採用が進んだ結果、現在では鹿児島オフィスを勤務先とするCS職のパートナーも増えました。 それにともなって「鹿児島オフィス」はチームを指すこともあれば勤務地を指すこともあるという概念の広がりを整理し、もともと「CTO室 鹿児島オフィスチーム」として発足したエンジニア組織を「CTO室 鹿児島エンジニアリングチーム」に改名しました。
当時はエンジニアが4名在籍しており、ホスティング事業部との関わりがメインでした。 現在はエンジニアは6名になり、3つの事業部に関わるようになりました!人数も増えて横断的組織としての役割を着実に拡げています。
そして鹿児島エンジニアリングチームの目的、つまりミッションについて。
ミッションは今も変わっていません。全社のサービスに横断的に関わりそれらの成長角度を上げていくというミッションのもと、6名のエンジニアが3つの事業部でそれぞれ励んでいます。 また、鹿児島のエンジニアコミュニティを盛り上げる活動も継続的に行っています。
このように鹿児島エンジニアリングチームのミッションには「事業部横断で関わること」と「鹿児島を盛り上げること」の2つ軸があります。ここからはそのミッションのもと、各パートナーがどのような活動をしているのかを具体的に紹介したいと思います。
ホスティング事業部
@kenken です。ここからはホスティング事業部での活動を紹介します。
現在はホスティング事業部に@hayapi、@kenkenの2人が参画しております。ホスティング事業のサービスには「ロリポップ! 、ヘテムル、ムームードメイン、おさいぽ!」の4サービスがあり、各サービスの開発と運用を担当してます。 その中でもロリポップ!は2021年11月11日に「100周年まであと80年(おかげさまで20周年)」の節目を迎えることができ、弊社の中でも歴史あるサービスが多いホスティング事業部に関わり日々奮闘しております。
特に鹿児島エンジニアリングチームのミッションである事業部ごとの暗黙知の形式知化を積極的に進めており、運用業務で使用する開発環境やツール等のオンボーディン資料を整備したり、エスカレの調査で必要なサービス知識の形式知化を進めたりしております。 また、お問い合わせに繋がってしまうようなサービス不具合の根本解決やツールの使い勝手を良くしていくような改善活動にも取り組み、ホスティングサービスの成長に努めています。
@hayapiが渾身のギャグでホスティング事業部を笑顔にしました
EC事業部
次は、鹿児島エンジニアリングチームのEC事業部への参画について@aiboが紹介します。
現在、EC事業部には@aiboと鹿児島エンジニアリングチームの新規メンバーの@kurehajimeがjoinしています。EC事業部のサービスには「colorme、グーぺ」があり、私たちはcolormeの特に決済周りの機能の開発・運用を行なっています。 colormeは2021年にはフリープランを新設し、ネットショップ開設のハードルを下げ、より多くの方にネットショップを開設できる環境を提供しました。
鹿児島チームの2人はSCX(Shopping Customer eXperience
)というチームで業務を担当しており、週一単位のスプリント形式で進捗を確認しつつチーム内での進捗を管理しながら開発を進めています。
EC事業部には他にも鹿児島エンジニアリングチームの参画しているチームだけでなく、他にいくつかのチームもあります。そのチームと情報共有も行いながらEC事業部全体の成長と商いをされる方になめらかなサービスを提供することに尽力しています。
他プロジェクト
ここからは、悪ノリ担当のよしこ @yoshikouki にバトンタッチして、その他のプロジェクト活動について伝えさせていただきます。
半年前の 2021年 6月、社長室・デザイン部・鹿児島エンジニアリングチームのパートナーが集まって新プロジェクトがスタートしました。鹿児島エンジニアリングチームからは、それまでホスティング事業部で開発・運用をしていた @yoshikouki と @akht の2名がジョインしています。
当プロジェクトでは、Ruby on Rails を使ったアプリケーションの設計・開発を主に担当しています。具体的には、$ rails new
の実行から始まり、プロジェクト外の社内エンジニアから協力も借りつつアーキテクチャ設計やテーブル設計なども行いました。開発手法にスクラムを採用しており、一週間単位でスプリントを回しています。外部サービスに委ねられるところは積極的に利用するなど、限られた人的リソースの中でも速度を重視した開発を進めています。
その他にも、社内で初めての試みをここでは紹介しきれないほどやっているので、刺激的な毎日を過ごしています。
鹿児島の取り組み
ここからは、寡黙担当の @hayapi が「鹿児島を盛り上げる」取り組みについて紹介します!!!
2019年に設立したエンジニアコミュニティ「鹿児島.mk」について、月に1度のペースでイベントの企画・運営を継続して行っています。2020年3月頃、新型コロナウイルスの影響によりオフラインの勉強会の開催を自粛し、オンラインの勉強会に移行しました。オフライン勉強会と比べて出来ることが限られましたが、LT大会やAngular体験会、TypeScript体験会など気軽に参加しやすいイベント作りを目指して活動を行ってきました。オンライン開催に移行したことにより鹿児島県外の参加者も増え、2021年12月現在でメンバーが164人にまで増えました!今後も状況を判断しながらにはなりますが、オフラインでの勉強会も計画していきたいと考えています。
現在、鹿児島エンジニアリングチームに所属するエンジニアは6名であり、私たちと一緒に鹿児島を盛り上げるWebアプリケーションエンジニアを募集しています。今年は企業説明会や合同面談会など積極的に参加していきたいと思いますので、是非興味がある方いらっしゃいましたらご参加ください。また、オンラインでのカジュアル面談なども随時行っていますので、お気軽にお声がけいただけるとありがたいです。
2022/1/10 に行われた4市合同企業面談会の企業ブース
最近入ってみてどうか
こんにちは。鹿児島エンジニアリングチームに所属している@kurehajimeです。
早いもので鹿児島のエンジニア勉強会で出会った@akhtからのリファーラルでGMOペパボに入社してから3ヶ月ほど経ちました。 今ではすっかりGMOペパボ、そして鹿児島エンジニアリングチームに慣れてきたのですが、入社した当初はその文化の違いに驚きの連続でした。 というわけでその中でも特に驚いたペパボの文化3つをご紹介したいと思います。
あだ名文化
まず最初に驚いたのがあだ名文化です。 GMOペパボでは、パートナー(GMOペパボでは社員のことをパートナーと呼ぶ)をあだ名で呼ぶ文化があります。社内Slackなどの文字ベースでのやり取りだけでなく、Google MeetやZoomなどのビデオチャットの時でも、出社して直接顔を合わせている時でも、入社して最初の自己紹介の時でも、相手が社長でもCTOでも、みんな常にあだ名で呼びあっています。
社内Slackの賑わい、テキストコミュニケーション
いち早く原則在宅勤務にシフトしたことも影響しているのか、テキストコミュニケーションの発達具合には驚きました。ありとあらゆることが文書化・自動化され、Slackの公開チャンネルで物事がどんどん進んでいきます。 仕事だけでなく漫画、ゲーム、カレー、NFT、自作キーボード、自作プログラミング言語(!)…などなど社内Slackには無数のチャンネルがあり、常に賑わっています。 とはいえオンラインばかりというわけではなく、鹿児島エンジニアリングチームでは週1回のペースで出社しています。コロナ禍により「会おうと思えば会える」というのが当たり前ではなくなったので、こういう機会は大切にしていきたいですね。
やっていき・のっていき文化
GMOペパボでは、自分で課題を見つけて主体的に取り組む、またはそういった取り組みに乗っかっていくことを是とする「やっていき・のっていき」文化があります。それだけ書くと「それはどこの会社でも一緒だよ」と言われてしまいそうですが、制度面から文化面までその価値観が深くしっかりと根付いているのには驚きました。 特に@hayapiが紹介しているような鹿児島エンジニアリングチーム独自の活動は「どういった切り口で取り組むのか」という段階から手探りで考える側面があるので、やっていき甲斐・のっていき甲斐があります。
まとめ
ここからはふたたび @akht にバトンタッチ。
鹿児島エンジニアリングチームのパートナーがそれぞれの事業部でどのような仕事をしているのか、そして最近ジョインしたパートナーはどのようなことを感じているのか、これまでにない密度で紹介しました。 開設からもうすぐ3年、鹿児島エンジニアリングチームは事業部横断組織として着実に成長しています。鹿児島のエンジニアコミュニティを盛り上げる活動もこれまで以上に精力的にやっていきます。
そして鹿児島エンジニアリングチームではWebアプリケーションエンジニアを募集しています! Webアプリケーションエンジニアリングとコミュニティ活動どちらもバリバリやっていきたいという方、そこまでコミュニティ活動をやりたいとは思ってないけどもしかしたら楽しさに気づいていないだけかもしれない…と感じている方、まずはもう少し話を聞いてみたいくらいで大歓迎ですので各パートナーのTwitterにでもお気軽にご連絡ください!