エンジニア イベント イベントレポート 登壇レポート

GMO Developers Day 2021 に登壇しました

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はじめに

技術部データ基盤チームの zaimy です。ペパボも所属している GMO インターネットグループでは、サービス運用や開発の裏側をお話するイベント「GMO Developers day」を開催しています。今年は9月16日・17日に開催され、ペパボのパートナーも10名が登壇しましたので、その内容についてお伝えします。

各セッションの動画アーカイブはこちらです。

『GMOペパボのサービスと研究開発を支えるデータ基盤の裏側』

技術部データ基盤チームの zaimy です。ペパボでは、日本CTO協会が作成したアセスメントツールの「DX Criteria」でDXの進捗を自己診断しており、その1テーマである「データ駆動」にも注力しています。

データ駆動の実現のためには、データの収集・分析・活用の各段階において、システムとリテラシの両面から広範な取り組みを行う必要があり、それら取り組みを支えるのがペパボのデータ基盤「Bigfoot」です。

データ駆動における段階とレイヤの整理

セッションでは、データ駆動の実現に必要な段階とレイヤの整理、各段階とレイヤを支えるBigfootのアーキテクチャの概要、ワークフローエンジンとして利用している「Apache Airflow」の運用の工夫、データ活用の実例などについてお話しました。スライドも公開していますのでご覧ください。

『SREエンジニアが語る大規模サービスの裏側』

ホスティング事業部SREチームの @takumakume です。 このセッションでは、GMOインターネットグループのエンジニア3名によるパネルセッションです。

1つ目は「そもそもSREって何?具体的に何をしている?」というテーマで、各社がSREとして普段どのような業務に取り組んでいるかを紹介しています。 2つ目は「教えてSRE!皆さんのバックグラウンド」というテーマで、幅広いスキルを求められるSREとして従事する以前にどのような経験をしていて、どのように活かされているのかという話をしています。 最後は「教えてSRE!ウチのSREはココがウリ」というテーマで、各社が提供するサービスならではの課題解決の事例紹介をしています。

『カラーミーショップのフリープランを提供のために実施した3つの変化』

EC事業部CCXチームの @kumak1 です。 ペパボが提供するサービスのカラーミーショップは、2021年5月に新しい料金プラン「フリープラン」の提供を開始しました。 2005年の提供開始からずっと月額課金でサービス提供していましたが、フリープランではその名の通り初期費用無料・月額利用料無料と既存から大きく変わったプランです。

このセッションでは、フリープラン提供にあたっておきた「意識する利用者層の変化」「長期間手を入れられていなかったコードの変化」「長期開発をリモートで実施した際の変化」についてご紹介します。

『わたしたちがエンジニアになるまで』

このセッションは、GMOインターネットグループのエンジニア職の女性(モデレータ1名、先輩枠2名、後輩枠2名)によるパネルセッションです。

最初に自己紹介とそれぞれのエンジニアになるまでの経緯を紹介しました。 後輩からの質問コーナーでは先輩が回答しました。1つめは「後輩に心得て欲しいこと」、2つめは「年齢の離れた先輩とのコミュニケーションについて」お話しています。 トピックに移ってからは「技術のキャッチアップ方法について」や「女性が働きやすい職場」について話をしています。女性特有の問題に触れているのも特徴的だったかなと思います。 最後は「今後の未来について」を語って終了しました。

こちらのトークセッションは2人で参加しましたので最後にそれぞれコメントしたいと思います。

EC事業部CRE・QAチームの @nyanyami です。今回は先輩枠でトークしました。 今はまだ少ない女性のエンジニアですが、今後このトークセッションなどをきっかけにエンジニアとしてのキャリアを選んでくれる人がひとりでも増えてくれたらいいなという思いで参加しました。 また、視聴者アンケートをなど基に発表された、ベストトークセッション賞をいただくことができました。応援してくれる皆様のおかげで嬉しい思い出を一つ作る事が出来とても感謝しております。

SUZURI事業部プロダクトチームの @cobachie です。 Rails Girls というコミュニティの運営に関わっていることもあり、モデレータとして参加させていただきました。 いまエンジニアである私たちが発信していくことで、「女性のエンジニアってめずらしいね」と言われることがなくなり、いずれは今回のような「女性枠」のセッションも必要なくなるといいなと思っています。

ここで紹介していないセッションについても、ご興味があるものがあればぜひご覧ください。