こんにちは! 今回は、新卒エンジニア研修 2020 の最終回です。研修で学んだこと・気づいたことについて紹介します!
以前の記事はこちらからご覧ください。
研修内容について
配属先で必要になるWeb開発の基礎スキル習得を目標に、以下の研修を1ヶ月半に渡って実施しています。
- Rails研修
- フロントエンド研修
- セキュリティ研修
- コンテナとデプロイ研修
- 機械学習研修
- 読書会
- フリータイム(質問や読書、おしゃべり会)
- 発表会
- 振り返り会
- <番外編> 出社の話 番外編>
最後に、研修全体を通して行った内容と最終日の発表会について、それぞれ紹介していきます。
フリータイム
新卒10期のうーちゃん(@u-chan)です。
研修期間中には毎日14時にフリータイムがありました。 フリータイムは言葉通りに自由時間だったので、各自困っていることや、お話ししたいこと、やりたいことをやる時間でした。
フリータイムはランダムで新卒3名とメンター2名が1チームになり、全部で3チームに分け、チームごとMeetに集まって進めました。
最初は気まずいこともあったのでメンターさんたちに先に話しをかけることが難しくてメンターさんたちがずっと話を続けていく感じでした。
しかし、何回かの振り返り会を経たあとは、メンターさんたちに気になったことを聞いたり、雑談をするなど私たちから先に話をかけられるようになり、フリータイムを通してメンターさんたちともっと仲良くなれました。
メインメンター会&フォローアップタイム
新卒2名につき1名の担当メンターさんがいましたが、この担当メンターさんのことを「メインメンター」と言いました。
フリータイムもリモートで開催されたため、メインメンターさんと同じチームにならない以上フリータイムではメインメンターさんとのコミュニケーションが難しいところもありました。
そのため、10期生同士で行う振り返り会を通して「メインメンターさんとコミュニケーションする時間を作る」という改善策を提案することができ、 毎週の金曜日にはメインメンターさんとのフリータイム(以下、メインメンター会)が設けられ、各自のメインメンターさんとお話ができる時間を持ちました。
各自研修を進めながら進捗や困っていることなどをSlack上だけではなく、メインメンター会を通して対面で共有することで、メインメンター会以外の時間でもメンターさんに随時1:1で教えてもらえるフォローアップタイムができたりもしました。
以下はメインメンターさんとのフォローアップタイムが終わったあと「学んだことを共有すると良さそう〜」というやりとりをしたSlack内容です。
こうすることで、研修内容以外にもたくさんの知識を得るきっかけになりました。 また、メンターさんに教えてもらって理解した内容を自分なりにまとめて、それを同期のみんなに共有することで、 「良いものはみんなと共有する」という共有の楽しさも学ぶことができました。
発表会
新卒10期のこま(@komatun)です。
ペパボが大切にしている3つのことのひとつに「アウトプットすること」があります。 エンジニア研修最終日には、研修の総括として成果発表会を開催し、研修での学びや自身の成長についてアウトプットしました。 オンライン開催につき、勤務地を問わず多くのパートナーに参加してもらうことができました。
発表を聴きながら、チャットでワイワイ盛り上がりました!
発表スライドの一例を公開しています。こちらも合わせてご覧ください。
振り返り会
座学や研修課題に取り組むなかで、私たちはたくさんの気付きを得ました。 研修中は週次で振り返り会を行い、研修での気付きを整理していきました。
振り返り会は、メンターさんのサポートをもらいながら10期生だけで運営しました。 「どのように運営するとよいかな?」というところから話し合いました。ファシリテーターは持ち回りで担当し、議事録はScrapboxに残し、KPTを用いて実施することにしました。 Keep(継続すること)・Problem(課題)・Try(課題への解決策)の観点から活動を振り返ります。
振り返り会の流れは以下の通りです。
- ファシリテーターがScrapboxにページを用意する
- 前回のTryを見直して、Tryの成果を確認する(10分)
- KeepとProblemをみんなで書き出す(10分)
- ファシリテーターを中心にKeepとProblemを眺めて、内容を深掘りする(20分)
- Problemに対するTryをみんなで書き出す(10分)
- ファシリテーターを中心にTryを眺めて、内容を深掘りする(10分)
- 次回のファシリテーターを決める ※ファシリテーターが指名
振り返り会の議事録はメンターさんにも見てもらい、特にProblemについて親身に相談に乗っていただきました。 「自分のメンターと定期的に話す機会がなく、課題の進捗相談がしづらい」「研修で理解しきれなかった部分がある」 メインメンター会やフォローアップタイムは、このようなProblemを受けて開催が決まりました。
メインメンター会やフォローアップタイムのおかげで、私たちはメインメンターと定期的に悩みを相談できるようになり、研修で理解しきれなかった部分は深く掘り下げて学ぶことができました。
振り返り会を通じてProblemを解決する難しさを感じるとともに、Tryを実行してProblemを解決する達成感を得ました。Problemに対して効果的なTryを見つけ出すことができなかったり、研修生だけでTryを実行するのが困難だったりした場合には、メンターさんからの数々のサポートに助けられました。
<番外編> 出社の話番外編>
新卒10期のしおりん(@shiorin)です。
ペパボはリモートワークを基本とする勤務体制へと移行したため、配属後も在宅での勤務がメインとなるのですが、出社しないと行えない手続きやオフィスで業務を行うという選択肢もあるため、1日オフィスに出社して研修を受けよう!ということになりました。
渋谷にあるオフィスへは入社してから初めての出社であり、同期と直接顔を合わせるのも入社前のガイダンス以来だったため、少し緊張しながら顔を合わせたあと、ソーシャルディスタンスなど感染対策をしっかりと行い、研修が始まりました。
当日はメンターの方々も出社していたので、わからないところなどを直接見ていただけただけでなく、「調子どう?」と様子をみにきてサポートしていただきました。 また、メンターの方々や同期と一緒にランチをしたり、休憩時間中のちょっとした雑談など、気軽にコミュニケーションをとることが出来たことで、リモートの時よりもさらに人柄を知ることが出来て、楽しかったです。
実際に出社して研修を受けたことで、オフィスで働いたときの緊張感や会社で働くとはどういう事なのかなど、リモートワークとの違いを沢山体感する事ができました!
新型コロナウィルスが落ち着いたら、またオフィスへと出社して仕事をしてみたいなと思える貴重な一日になりました。
新卒エンジニア研修を終えて
今回フルリモートでの研修となったため、わからないことをちゃんと聞くことができるかということや、研修のスケジュールにちゃんとついていくことができるかなどの不安がありました。
そんな不安も始まってみたら、メンターさんの心強いサポートや同期同士で助け合うなど、気軽にワイワイと相談しながら進められる環境を全員で作り出せたことで、HRTを身につけ研修を完走することができました。
この1ヶ月半の新卒エンジニア研修で学んだことを生かして、各配属先でさらに活躍できるように頑張っていきたいと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました! 私たちの研修の記事を読んで、ペパボでの働き方や研修などに少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです!