こんにちは!GMOペパボ新卒デザイナーのちーちゃん(@chinu_t)です。2015年度の新卒として、春からペパボの仲間になりました。配属が決定する11月まで、デザイナーとして独り立ち出来るように、研修を受けていました。今回はデザイナー研修について書いていきたいと思います。
デザイナー研修に入るまで
今年度は、デザイナー2名・総合職2名・エンジニア6名の3つの職種の仲間たち、計10名が入社しました。4月から5月終わりまでは、3つの職種が合同で研修を受けていました。内容は、会社の規程・ルールや、インターネットの基礎知識などです。5月からはカスタマーサポートの礎を身につけるため、福岡支社へ!
そして少し成長して帰ってきた私たちは、総合職はそのまま配属、デザイナー・エンジニアは、職種別の研修に入りました。
研修内容
6月から10月末までの約5ヶ月の間、同期のデザイナーのおさつ(@osatsu_032)と苦楽を共にしながら、独り立ち出来るよう、下記の研修を受けていました。
サービスでのOJT
6月から8月中旬まではカラーミーショップ・カラメル、8月中旬から10月終わりまでは30days Albumにて、それぞれ2ヶ月半ずつOJTを受けました。クリエイティブの基礎の基礎になる、バナー作りから始まり、タスクを通じて仕事の進め方を学んだり、Githubや黒い画面を叩いてサービスのちょっとした更新をしたり。終盤では、サービスのページを改善するなど、規模の大きなタスクも行いました。
お産ウィーク
研修の半ば頃に、エンジニアと協業して、1週間でWebサービスを開発しました。チーム開発の経験を積み、それぞれデザイナー・エンジニアとして、更なるレベルアップを図るために行われました。4人1組のチームで、私たちのチームは、「フクログ」という、洋服の被り防止のためのサービスを開発しました。
シニアデザイナー直伝コーディング講座
htmlやcssと触れ合ったことがほとんど無かったので、シニアデザイナーの方が、一からコーディングについて教えてくれました。他にもjQueryやRuby on Railsについても教えてもらい、フロントエンドとしても闘っていける基礎の部分が養われました。
『誰のためのデザイン?』読書会
D.A.ノーマン著の『誰のためのデザイン?』をシニアデザイナーのデミさん(@demiflare168)や、社内で他にも「読んでるよ!」という方も招いて、読み進めました。ひとりだと気付かなかった部分に、討論して気付くことが出来たので、とても新鮮な時間でした。
メンターとの振り返り会
OJTでメンターに付いていた方と週に一度、こなしてきた業務を一緒に振り返る会がありました。隔週ではシニアデザイナーの方も交えてフィードバックをもらいました。タスクに対する悩みから、個人的な煩悩まで、メンタルの部分もカバーする会で、本当に助けられました。誰かに見守られるって、ありがたいことですし、幸せなことなんだなと、改めて実感しました。
研修を通して
研修での学びや気付きは、書いても書ききれないくらいあるので、自分の中で、研修が終わったあともヒシヒシと感じている部分をお話しします。
最初は、なんにも出来ませんでした。
こう言い切ってしまうのも良くないのですが、本当に何も出来ない、に近い状態だったと思います。意見を求められても上手く自分の言葉で説明できなかったり、デザインをどう作ったらいいのか分からず、デザインと上手く向き合えない日々が続いていました。
タスクをこなす毎に、出来る事が増えていきました。
ハッキリ、「あのタスクからメキメキ力がついてきた!」とは言い切れないのですが、「前よりも出した案がスムーズに通るようになってきた」「意見を求められても、自分なりの考えを発言出来るようになった」と感じられるようになってきました。ある日突然、というよりは、段々、グラデーションがかかるように、出来る事が増えていきました。
タスクと真摯に向き合うこと。
出来る事が段々増えていった要因としては、タスクと真摯に向き合ったからではないかな、と思います。与えられたタスクをそのままこなす、のではなく、「なぜ・どうして・なんのために」やるのかを自分なりに考えて、何としても自分の力にしようと食らいついた覚えがあります。それが、力になっていったのではと思います。
終わりに
今度『師弟登壇2015』というイベントに登壇させていただきます! 記事には書ききれなかった、デザインに関して成長した部分を、具体例を交えながらお話する予定です。ご参加の方はお楽しみに!(※一般枠は、現在定員に達したためキャンセル待ちとなっております。)
- 日程:2015年12月6日(日)
- 時間:13:00-17:00