minne イベントレポート

minne ものづくり部 はじめました

minne イベントレポート

こんにちは。minne事業部の ponoda です。

minneは様々なジャンルの作家さまが心を込めて作った作品があつまるハンドメイドマーケットですが、運営する我々も全員が普段からハンドメイドをしているわけではありません。そこで「もっと作家さまの気持ちを理解して、より良いサービスにしていこう!」という掛け声のもと ものづくり部 が始動しました。

今回はターナー色彩株式会社さんから講師をお招きして開催した社内ワークショップの様子をレポートします。

ものづくり部 とは

冒頭でも触れましたが、ものづくり部とは「ユーザーである作家さまたちの気持ちを理解して、minneをより良いサービスにしていくこと」を目的とした活動です。素材メーカーさんやminneのユーザーである作家さまを講師にお招きして定期的に社内でワークショップを開催しています。

ワークショップの開催は業務時間内ですし、職種に制限はないので、私のようなエンジニアでも気兼ねなく参加できます。

ミルクペイントを使ったウェルカムボード作り

今回はターナー色彩株式会社さんから講師をお招きして「ミルクペイントを使ったウェルカムボード作り」というワークショップを開催しました。

ミルクペイントとは、アメリカ開拓時代に使われていた牛乳の成分を使った塗料をモデルとして作られた水性アクリル系塗料で、アーリーアメリカン・アンティーク調の落ち着いた色合いが特徴です。水性ですが乾燥すると耐水性を持ち、マットな仕上がりになるのでインテリアにも適しています。

ターナー色彩さんは積極的にワークショップを開催していますので、ご興味があれば参加してみてください。

ワークショップカレンダー | TURNER PAINT DIY MARKET

写真1. 講師の亀井さん 講師の亀井さん、とても手慣れている様子でした。 手に持っているのが今回作るウェルカムボードのサンプル。ホコリをかぶったような古びた風合いもすべてミルクペイントで再現しています。

写真2. 木枠と文字パーツ 用意されていたのは木枠の写真入れとアルファベットのパーツ、そして刷毛。

写真3. ミルクペイントのボトル そして、たくさんの色のミルクペイント。そのまま使ってもらえるように原色ではなくいい感じにブレンドされた色になっています。

写真4. 木枠を塗る まずは好きな色で木枠を塗っていきます。写真中央はminneの生みの親である阿部さんです。 みんな色選びや塗り方に性格があらわれます。ミルクペイントはほとんど匂いがなく、滑らかに塗れるので驚きました。

写真5. メッセージボードに文字を並べる 木枠を乾かしている間にメッセージボードを作成します。 事前に考えてなかったので、私はここで悩みました。センスが問われます。 阿部さんは位置を計算しながら慎重にMINNEの文字を並べていました。

写真6. メッセージボードを塗る 文字を接着したらこちらも塗っていきます。塗り残しがないように、文字の際も丁寧に塗ります。

写真7. クラッキング・メディウムでひび割れ加工 木枠にクラッキング・メディウムという特殊な溶剤を塗って乾かした後に2色目を塗ると、長年風雨にさらしたようなひび割れがあっという間に出現しました。

写真8. アンティーク・メディウムで汚れ加工 仕上げにアンティーク・メディウムというブラウンで汚しをつけるメディウムを隅の方に擦りつけて、使い込まれたアンティーク品のような風合いを付けます。

写真9. 阿部さんの作品 木枠にメッセージボードをはめこんで完成です。 はじめてとは思えない出来栄えにびっくり。こんなの自分で作れるんだと思うとワクワクしますよね。

写真10. 汚れた手 手はそれなりに汚れましたが水洗いで落ちました。塗料で手を汚すなんて何年ぶりだろう。

ワークショップの感想

  • 子供のころの工作を思い出して夢中になれました(センスが必要だけど作業が楽しい)
  • 自宅の雑貨もミルクペイントでカスタムしたくなってきました
  • 作家さまがものづくりに携わるきっかけって、こんな楽しさなんだろうなぁと実感しました
  • 作ったものを売るのはもっと大変だよなぁと作家さまへのリスペクトがますます強くなりました

今回ご協力いただいたターナー色彩株式会社さん、改めてありがとうございましたー

ものづくり部 に思うこと

冒頭に「もっと作家さまの気持ちを理解して、より良いサービスにしていこう!」と書きましたが、これってとても大事だなと思っています。

スタンフォード大学デザインスクール d.school の「デザイン思考の5つのステップ」「共感(Empathize)」 からはじまります。なぜ「共感」が大事かと言えば、正しい問題設定こそが正しい解決策を生み出す方法であり、正しい問題設定をするには解決したい問題を抱えている人の言動だけでなく 心の動きや考え方、価値観まで理解する 必要があるからです。

ユーザー体験を分析・設計するうえで「カスタマージャーニーマップ」という手法が有名です。社内でも利用していますが、このカスタマージャーニーマップを作るときも「共感」がないと妥当な内容を記述できません。カスタマージャーニーマップはあくまで整理法なので、やはり大事なのはユーザーへの「共感」だと言えます。

どうすれば「共感」できるのか。先ほど上げた「デザイン思考の5つのステップ」 では「観察」や「インタビュー」が挙げられています。しかし、もし容易に体験できるのであれば 体験してしまった方が早い ですよね。「習うより慣れろ」というやつです。

今回のワークショップは用意されたキットをもとに手を動かしただけです。しかし、minneでは不定期にユーザーインタビューを行っていたり、minneのアトリエや様々なイベントを通じてユーザーの皆さんから直接お話を聞く機会があります。もちろん、SNSやお問合せで寄せられた声も聞いています。今後もこういった色々な接点で得られたユーザーの声と「自ら体験してみる」ことを通じて、ユーザーへの「共感」を土台としたサービスの改善をしていきたいと思います。

以上、minne事業部ではじまった「ものづくり部」の紹介でした。

おまけ

写真11. 私が作ったボード 私が作ったボード。悩んだあげく、ウェルカムボードのはずが「お見送り」になってしまいました…。


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