デザイン イベント 登壇レポート

web大好きっ子たちと山登り!「はてなとペパボのデザイン山アワー」開催レポート

デザイン イベント 登壇レポート

こんにちは。 GMOペパボでデザイナーをしております、 @chinu_t です。 先日、ペパボテックブログでも紹介しました、株式会社はてなさんとの合同デザイナー向けイベント「はてなとペパボのデザイン山アワー」を開催しました! Webサービス大好きっ子の方々とともに山を登ってきたときのレポートをお届けします。

山岳ガイドのもと、早速山登りスタート!

本日の山岳ガイド(司会)を務めるのはペパボ カラーミーショップデザイナーの @shikakun 。「家に帰って、ブログを書くまでが山登りですので、皆さまよろしくお願いいたします!」との挨拶のもと、登頂開始!

司会のshikakun

当日の山登りスケジュール

  • カラーミーショップ新陳代謝感謝祭(カラーミーショップ) | @getsukikyu ペパボ
  • 家電の新サービス(家電会議) | @mochapi はてな
  • 山の登りかた(minne) | @naomeme ペパボ
  • LGTMなデザイン(LGTM Camera) | @tkstnmr はてな
  • デザインけもの道~忍者スリスリくんによせて~(SUZURI) | @demiflare168 ペパボ
  • デザイン、山あり谷あり(はてなブックマーク) | @akwkm はてな
  • パネルディスカッション
  • 懇親会

カラーミーショップ新陳代謝感謝祭(カラーミーショップ)

まずはペパボ ネットショップを作成・運用できるサービス「カラーミーショップ」を担当するシニアデザイナーの getsukikyu 。服装も山アワーに合わせて、山登りっぽい格好で登場!

getsukikyu

サービスが11年目に突入!長く運営していると、抱えている課題がたくさんあります。たくさんある課題に対して、カラーミーショップでは 『新陳代謝感謝祭』 という名前のプロジェクトのもと、改修を進めているそう。サービスが抱えている課題に対してそれぞれ、コードを整理、ルール策定、リニューアルを行うなど、改修の手立てはありますが、全部を一気にやろうとすると、とても時間がかかってしまいます。そこで、 順番に整理し、細かく、少しずつ新しくしていく 。そうした改修を『新陳代謝感謝祭』と名付け、プロジェクトとして進めているのだそう。ちなみにこの名前は、

古くなったところを新しく、少しずつサービスの代謝を上げていく。また、これまで11年のサービス運営に関わってきた人たちに感謝の気持ちを込めた感謝祭(今は古くなってしまったかもしれないけど、色々な人の努力が詰まったコードやデザインなので)

ということに由来しているそうです。新陳代謝した未来、三方良し。ショップオーナー、エンドユーザー(購入者)、カラーミーショップ全てが幸せになる未来のため、新陳代謝を上げていきましょう!というお話でした。

家電の新サービス(家電会議)

続いてはてな デザイナーの mochapi さん。 好きな家電に投票・コメント・コレクションできるサービス「家電会議」のデザインを作ったときのお話。キュレーションメディアサイトなどでよく見かける、記事ページに飛ぶリンクを 『エントリーユニット』 と呼び、それらの見せ方や機能を、どういう思考プロセスで作り、今の形まで改良していったかをお伝えしていただきました。

mochapi

例えば気持ちの良い投票ボタン。家電会議では、自分の好きな家電のエントリーに対して、投票できます。投票する前のボタンは白抜きのハートマーク。した後は白抜きの空間が埋められ、ピンク色に染まります。これは、 “塗り絵やマークシートなどが埋まった時の気持ち良さ” と同等の気持ち良さがあるのでは?!とのmochapiさんの発明だそう。こうした発明は、 既にあるものからヒントをもらうと良いよ とのお話でした。

山の登りかた(minne)

次はペパボ ハンドメイドマーケット「minne」 デザイナーの naomeme 。「minneで、Applepayが使えるようになったのでぜひ利用して買ってみてください!」とのお知らせからスタート。

naomeme

山を登り始めて3年半が経った naomeme の、すこしだけはやく山を登るコツについてのお話。 自分のプロダクトをかわいがることが大事 で、3つの大切なこと “見ること” “種まき” “騒ぐこと” を中心として、プロダクトのために視野を広げてみてね!というお話でした。

LGTMなデザイン(LGTM Camera)

続いてはてな どんなシーンでも “良さそう = Looks Good To Me” に撮影できるiPhoneアプリ「LGTMカメラ」 を作られたデザイナーの tkstnmr さん。このアプリで撮影した画像は早回しのアニメーションGIFとして保存され、TwitterでシェアしてLGTMを伝えることができます。このサービスを合宿で大体1週間程度で形に(!)したときのデザインの考え方を紹介してくださいました。

tkstnmr

デザインするときは、どういう家や街をデザインしよう?と考え、プロダクトを家に投影しながら作るそう。今回は、 “趣味の家” をテーマに自分の好きに作ろう! と最初に決め、自分の好きなカメラ・ライカからインスピレーションを受け、シャッターのデザインを少し似せてみたり、メニューはわざと英語にしたり。GIFアニメーションらしさを出すため、カメラの画面の中にあるLGTMのロゴはあえてド真ん中にする などのこだわりや、心意気について熱く語ってくださいました。

デザインけもの道~忍者スリスリくんによせて~(SUZURI)

ペパボ初のプリンシパルデザイナー demiflare168 。イラストや画像をアップロードするだけで、色んなグッズを作って販売できるサービス「SUZURI」のキャラクター・忍者スリスリくんについてと、iOSアプリを作った時のお話。

demiflare168

ネットゆるキャラ界隈でのし上がろうとしている三歳児・忍者スリスリくんは、実はとっても役に立ちます。三歳児なので失敗もするけれど、そこがまた魅力的。堅苦しくないラフなキャラクターなので、ユーザーさんも話しかけやすく、ちょっとしたお願いごとや困っていることなどといった、 ユーザーさんの声を届ける、いわばコミュニケーションの橋渡しの役割 もしているんだとか。

また、SUZURIのiOSアプリの、SF(すこしふしぎ)な仕掛けのお話も。ウォークスルーがあんまり読んでもらえないので、どうせ飛ばされてしまうなら、読みたくなるものにしたらいい!と、なんと書き下ろしコミックス にしたそう!他にも、 ハンバーガーメニューを撲滅したくて、メニューを忍者スリスリくん にしたり。こうした、SF(すこしふしぎ)な仕掛けは、 “ふつう"という前提を疑ってみる ところから始まっているそう。ECのアプリだからこうだよね、ではなくて、他に違うやり方がないか?から、いろんな可能性を見つけ、考える。SUZURIというサービスは、皆の人生になくてはならない存在ではなくて、ちょっと良いことある、くらい。でも、それなら「もっと楽しい!素敵!」と試行錯誤できるのがデザイン。 王道もいいけれど、一歩道を外してみることも大事だよ 、というお話でした。もっとデザイン山を遭難していこう!

デザイン、山あり谷あり(はてなブックマーク)

ラストははてな ページをブックマークするサービス「はてなブックマーク」のデザイナーを担当されている akwkm さん。はてなブックマークは、今年でサービス11周年!長いようで短い、サービスのこれまでの変化についてお話してくださいました。

akwkm

web業界は変化やスピードが目まぐるしいもの。サービスももちろん、変化を繰り返します。変化していく中で大切にしてらしたのは "あえて、決めすぎない” というところ。サービスが大切にしている色、サービスらしさももちろん大切で、今までの連続性の続き、積み重ねの先を考えます。 ですが、違いもとても大切で、今までの流れも踏襲しつつ、 違和感のないアップデートを心がけてきた とのこと。変化を楽しむwebで、変化する環境や、人、媒体に滑らかに対応していく。今までの価値を、新しい変化にも対応させていく。ので、進化していきますのでご期待ください!というお話でした。

頂上へ着く前に…パネルディスカッション

再度登壇者の自己紹介をしたのち、事前に皆さんからいただいていたご意見やご質問などを中心に答えていく、パネルディスカッションスタート!

パネルディスカッション

デザイン好きですか?

getsukikyu「デザイン好きです!昔から絵を描くのが好きで、自然とデザインの道に興味が湧きました。ずっと制作会社で働いてたんですが、 作ったものの先の人、お客さんが見えてこなくて 、あんまりやってても楽しくなかったんです。だからお客さんに近いところで働きたくて。 ペパボは使う人たちがすごく近いんです 。ユーザーさんと仲がいいから、困ってることない?とか、直接聞いたりできますね。」

ディスカッション

ところでtkstnmrさんはwebサービス好き?

tkstnmr「えっ!そうだなぁ…webサービスを使うのが好きなんだよね。ずっと広告を作ってきたけど、Twitterのデザインをする、みたいに、webサービスを作る立場は想像できなかった。けど、はてなを知って身近に感じた。 サービス、作ってるじゃん! って。」

ディスカッション

demiflare168「僕もずっとフリーランスで働いてた。でもある時、 作ったものが何も残ってなかった のに気づいて。あっ、このまま 死んだらやだな自分で育ててみたいな 、って思った。そしたらサービスかなって思って。育てられるの、やっぱり良い。」

デザインを複数人でやるときに心がけてること、レビューはどうしてますか?

akwkm「はてなブックマークはデザイナーが2人ですね。ツールは社内のを使っています。デザインレビュー用のテンプレートがあるので、そこに必要情報を書いてもらって、要件に合っているかをチェックします。デザインって、抽象的なので難しいですよね。最初は雰囲気で作っちゃったりとか。 プロジェクトや課題の要件を書き出して、質問に答えていく前提で作ってもらう と、結構スムーズですね。」

ディスカッション

mochapi「家電会議は、このタイミングでレビュー!とかの決まりはないです。悩んだら意見をもらう。滝の流れにずっといる達人みたいな感じですね。滝に行って修行して(意見をもらって)帰ってくる。基本的に細かく聞くようにしています。」

両社、デザイナーの役職について聞かせてください。

akwkm「はてなはデザイナーの人数が10人くらいなので、ペパボさんほど役職がガッチリ決まっているわけではないですが、役割によって仕事が違うので、あります。 チーフデザイナー 、サービスごとに アートディレクター 、そして デザイナー 。この3つはそれぞれ独立した仕事ではなくて、 アートディレクターでもありながら、デザイナーでもあったりすることも 。」

ディスカッション

demiflare168「ペパボは2年くらい前から。それまでは、30人くらい全員デザイナーだった。けど、この先どうキャリアアップしていったら良いか分からない。デザイナーを評価する人がマネージャーしか居なかった。だから、 プリンシパルデザイナーシニアデザイナー など、立候補制でなれる職位制度を導入。 デザイナーの相談に乗ったり、評価したりする役職 ができた。」

他にも、参加してくださった皆さんから「 同じものを作っていて、悩みもほとんど同じだったので共感しました! 」「 もっと頻繁にやってほしい! 」とのイベントへの声も届いていました。

登りきった!皆さんお疲れ様でした!

ということで、最後は皆で、山の頂でご飯&お酒を嗜みました。

山のごはん

険しい山の道のりでしたが、皆で乗り越えた後のビールはやっぱり違いますね!

山頂での様子

デザイナー同士、デザイナーあるある、成功や失敗の話、色んなこの職種ならではの話で盛り上がっておりました。

山頂での様子

山を下りたところで

参加してくださった皆さま、そしてここまでレポートをご覧くださった方もありがとうございます。 はてなとペパボでは今後もデザイナー界隈を盛り上げるため、こういった山岳の機会を増やしていきたいと考えています!

そしてグッズ、販売しております@SUZURI

今回のイベント「はてなとペパボのデザイン山アワー」のグッズはもちろん、はてなさんの公式ショップ、ペパボの公式ショップもSUZURIでオープンしております。可愛くて欲しくなる素敵なグッズばかりですので、皆さんぜひチェックしてみてください。

はてなさんのレポートブログもあわせてどうぞ!

「はてなとペパボのデザイン山アワー」を開催しました


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